どうして結婚するの 結婚の決め手は

って彼の職場の先輩に聞かれて、彼が答えたことは 気を遣わなくていいからでした


なんかなあって、少し物足りなくて


その前まで他の女の先輩のすてきなところを話してて、その時は腕が細い、指がきれいとか言えてたのに

わたしのときはそれか〜 、そんなの誰でもいいんじゃないかな〜 って思ってしまって

具体的に褒めて欲しかったんですね



帰宅してから、わたしの背中にぴったりひっついてくる彼に対して

あのときあれだけやったやんか〜、女の先輩に気を遣わんでよくなったらその人でもいいってことやろ〜、ほかには〜

あれだけやあかんの?ぼくは本気で考えてんけど

そうか〜、あれが本気なんか〜


あかんの?本気やって言ってるやん!もういい!


正直なんで彼がそんなに怒ったのか一つもわからなくて、なんでなんやろなあ、酔ってるからなんかなあって思ってしまって


話をしに行っても、もういい!と言われ

しばらくそっとしておくと、荷造りしている彼(翌日に他県で用事があるからなんだけど)


これは家出するんやろなとおもって話をしに行ったら


本当苦しそうに、 他の人はわかってくれんでも、みんだけはわかってくれると思っとったのにって言うもんで

わたしはわたしで訳が分からず


どうしていいかもわからず


ごめんね、あなたが本気で考えてくれてないとかは思ってないよ、あなたには本当に大切にしてもらってるよ

ちがう、そうじゃない


ね、どうしてこんなになにもわからないのか自分がいやになりました


気を遣わないでいられることがどれだけ彼にとって大切なことなのか考えもせずに、もっと具体的なわたしという人物を見て!って変な自己顕示欲にまかせて話してしまってました


わたしの前で気を遣ってない彼が、いつのまにかわたしにとって普通で、それがどれだけすごいことかすっかり忘れていました


付き合い始めたときは、顔を見るのも恥ずかしくて、助手席に乗せてもらうのも照れて、わたしらしくお話しすることも難しかったのに


すっかりわすれて、彼が当たり前に話を聞かせてくれるのが当然だと思ってしまっていました


大切なことだから、きちんと考えてくれたのに、本当に申し訳ない


もう一度、大切なことを教えてもらえたので、今度は忘れずにいます
傷つけてごめんね教えてくれてありがとう



そのことは、うまく彼の気持ちがわからなくて傷つけたけど

わたしはわたしなりに
一生この人の隣にいて 支えあっていくんだな
支えたい と静かに決意しています

微力ですが、甘ったれですが、だれよりも失いたくないし支えたいと思っています


式まであと2ヶ月
傷つけてしまったわたしだけど、精一杯頑張るので、よろしくお願いします