課題しながら考え事をしてました。


真面目にやれよ!っていうね。集中してやればもっと早く終わっただろうに。


今日はゼミで発表するテーマについて文献読みながらまとめてて。

ゼミのテーマが「住まいの貧困」について。

短大時代からずっとやりたかったテーマだから勉強できるのは嬉しい。大学の図書館は文献いっぱいあるしね。



さてさて、考えてたのはこの「貧困」と「就職」について。



これまで社会福祉、特に社会保障について勉強してきた。
そんななかで見えてきたのは、行政政策の問題と課題ばかり。
なんでだよ!とか絶対おかしいだろ!とか憤りや怒りを感じることが正直多かった。

そんな私の希望就職先が公務員ってどうなんだろうか?


きっと2年前ぐらいの希望に満ち溢れた、まだ現実が見えてなかった頃の私なら、「私が社会保障制度を変えてやる!」ぐらい言ってただろう。

でも現実を知れば知るほどただのいち地方公務員にはそんなこと出来ない。

第一にそんな存在は少なくとも地方の行政には必要とされないし、邪魔者だろうな。

もしも就職できても、どう見ても最低生活水準以下の人を水際作戦とか言って追い返す仕事をするのか。


本当に生活に困窮している人たちや福祉を必要としている人たちを手助けしたい笑顔にしたいと思うなら、きっと進むべき道は民間。

行政には出来ない、驚くほど自由に柔軟に、本当の意味での「福祉」を追求しているNPO団体もある。


だけど、福祉を学んで、貧困の現場を直に見て、私は「貧困」が怖くなった。

年収、労働条件、福利厚生、将来性。

やっぱり現実は甘くない。
信念だけじゃ生活できない。
民間NPOと公務員では差が出るのは当たり前。
大事にすべきは、理想か現実か。


こんなことを考えるようになった時点で、私は心のどこかで福祉で人は救えないと思ってるのかもしれない。

最悪だな、私。