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いつもの夢
私は冷たいトイレの後ろの花壁に体を埋める
すると一面の花畑にすり抜ける
ここは天国なのか
いやきっと生まれた場所だ あるいは目覚めた場所
大好きな香水のかおりに充ちて
私は感情の一切を思い出す
夏の終わりにはドロップのイントロが流れる
終わりの終わりに見えるもの
今朝は大雨だった

彼を愛していたわたしを置いていく
ごめんね しばらくしたらさよならできる

夢はいつも寒い夜の気がする
庭のむこうのプール 雲の上の美術館
冷たくて少し悲しいものが好きみたいだ

ちょうど君みたいです

最後に

神様が設計した君のからだに
いちいち感心してしまうの だって余りに隙だらけで完璧な造形だから
頭蓋骨をなぞると分かる君は生きていると
素敵な横顔 もう少しテレビを見たままでいて
奥二重でうすい目と単純な鼻と口
見つめるほどに夢中になるの
変なぼさぼさの頭も それだけじゃあたしは嫌いにならないよ
無邪気な元カノ話も笑って聞いてあげる

思い出のままの君を
今日会っちゃったから更新してしまった君の記憶
メールの返信がないなんて当たり前 コールバックしてくれたらそれだけで感動しちゃう

君ごと全部思い出にしたら
いっそう君が愛しくなって
ただ幸せにならないでと思ったの
元気でいてほしいけど一生一人でいて
やわらかい束縛であなたを閉じ込めたい

好きになってくれても許さない
君を悪者にさせて

タイトルなし



友達が思わずあたしにメールをしてしまうほど君はとってもいい人で
あたしはなんだかむずかゆくて
でも誇らしい気持ちにはならなかった
愛してるけど君はあたしのものじゃない

傷を付けたかった


いつでもいいのなんでもいいの後悔してもいいのだからお酒の勢いであなたとセックスがしたい


ゆうひ


わたしの涙で流れていった
夕日ごと悲しかった放課後

みんなどうしちゃったの
チャイムが鳴っても上の空
あの愛しい先生が振り向く前に

ゆっくり寝てまた暇をつぶして
夜になったり朝を越えたり

わたしの笑顔で濁っていった
においほど寂しかった教室
みんなやめてよわたしを
はれものみたいに扱って

みんな行ってしまったの
チャイムが鳴ったらいちにのさん

さっさと出てって行くなら行って
いつになっても追いつけないよ

わたしの涙で流れていった
夕日ごと悲しかった放課後
どうしてみんなわたしを
ペンキ塗り立てみたいな目で見て

みんな行ってしまったの
チャイムが鳴ったら

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