忘れられない人というか、なんというか。


彼の涙を見るのはほんとうに嫌い。




それまでなんとも思ってなかった彼に惹かれてしまったのは、泣いている姿を見てしまったから。

たぶん、前に少しだけ彼について話したことあるのかなあとかなんとか。



最近、会う機会が多くなって前より話せるようになったの!




名前を呼ばれると嬉しい。


でも、なんだかんだで彼女さんとは続いてるみたいで。




そんな彼を含む元同級生たちと飲みに行ったのです。

いつものごとく、酔っ払った彼は最近悩んでいたのかなんなのか

一人の子と話し出して泣きそうになってて、ってか泣いてた。


あたし、ほんとうにほんとうに彼の涙だけはぜっっっったいもう二度と見たくないから。


また、忘れられなくなっちゃうから。


お冷とおしぼりを彼に渡して去った。




なんなんだろう、他の人が泣いてても平気なのに。

彼の泣き顔だけはほんとうに、どうしようもなくなってしまう。





それまでの彼は陽気で、ほっぺにちゅーいただいちゃったぐらい元気だったのにね。




日曜日もみんなでご飯食べいくことなってるから会えるのかなあ〜。


もう、しばらく会えないと思ってたから単純に嬉しい。






たぶん、きっと、彼のことは一生忘れられないというか。

会うたびに恋しちゃうんだとおもう。

嫌いになんて絶対なれないひと。