酵素でリバウンドしたという話は、ないわけではありません。
ただ、失敗した人のほとんどは、酵素ドリンクによる置換ダイエットと断食などの食事制限を行っていたようです。
食事制限というのは、プロセスを解説している会社もあるほど、コツが必要なものです。
単純にカロリーカットだけ行うと、体はすぐ学習して、低燃費運転になり、余ったエネルギー(脂肪)は排出されずに貯蔵されます。
当初の目的であった脂肪燃焼や代謝増進とは逆に、うっかり、プラスの効果を打ち消すようなことをしてしまっているのです。
どうすればそういう事態に陥らずに済むのかというと、ほど良い運動を行い、基礎代謝を上げるスイッチを働かせることが大事です。
運動で筋肉を使役すると血流が良くなり老廃物の排出が始まるので、ダイエットの成功率がぐんと高まります。
階段、自転車、早歩き、ストレッチなど、積極的に体を動かしましょう。
酵素によるダイエットとは、生命を維持するのに必要不可欠な酵素を体内に取り入れる事により、空腹感を鈍らせまたさまざまな身体機能を向上させて痩せやすい体作りを目標とするダイエット方法です。
酵素を摂ることで、腸の活動が円滑になり便秘も解消してくれます。
食事制限とは異なり、無理がないのでリバウンドを怖がらなくても大丈夫です。
ピリリと辛い大根おろし。
実は酵素ダイエットの頼もしいサポーターになるのです。
かならず“生”で“すりおろし(表面積が多い)”でなければいけません。
生の大根の消化酵素やビタミンC、擦りおろしたときに出る辛味成分の相乗効果を得るためです。
消化吸収を助け、血液をサラサラにし、食後の基礎代謝をアップしてくれるので、太りにくく痩せやすい体質になっていきます。
大根おろしは時間がかかって面倒だというのなら、生食で酵素を摂ることだけ考えても良いかもしれません。
しかし、もうひとつの有効成分イソチオシアネートは、組織が壊れて空気に触れたところに多く含まれるので、すりおろしに比べると効果は減ります。
食べる量も、サラダより大根おろしのほうがずっと多いはずです。
朝・昼・夜の食事のうち、1回を酵素ドリンクのみにするというやり方でダイエットする際、酵素ドリンク以外は何を摂るの?と思われるかもしれません。
まず挙げられるのが、発酵食品や、コンブ・ワカメ・ヒジキなどの海藻類、野菜、果物などです。
穀物はどうなの?と思われるかもしれませんが、食べてもOKです。
その場合、小麦系のもの(例えばパンや麺など)ではなくて、お米を食べましょう。
タンパク源として、お肉やお魚などを食べる際には、できるかぎりカロリーを抑えられるような調理方法を選ぶことが望ましいです。
いかにも添加物まみれ!といったような食品は摂取を控えるようにしてください。
酵素ダイエットの入門編としては、市販の酵素サプリを飲むことです。
酵素サプリの摂取だけなので、習慣にしやすく、気軽にできます。
置き換えダイエットを始めてみたい人もいるでしょう。
その場合は、酵素ドリンクも市販されています。
そちらを飲んでみましょう。
自分に合ったダイエット方法を見つけてください。
でなければ、すぐやめることになってしまうので、最適な方法を探してみるのが何よりですね。