やっと読み終わったバッカーノ!\(^O^)/
これからは新刊を心待ちにしながら成田先生の他の作品も読んでみようと思っています。

ってことでまたまた感想。ネタバレ大いに含みますので下げます。
今回は1705年、2001年、2002年。






































*2001年

・シルヴィ(あやひー)が「フェルト、フェルト」言ってることに軽く感動してしまった。シルヴィ好きです。強く美しく生きる大人の女性…!

・チェスが男前すぎでしたね。でもチェスは子供らしくしてる時が一番!フィーロと絡んでる時が一番和みます。可愛いなぁ!フェルメートの話は、2002の感想で。

・フェルト君の声優さんは是非カッキーで!フェルト君は好きだけど村長は無理です。どっちも同じですが。

・フィルってシャムと同じ原理なんですよね?でもクェーツ一族よりも70年も前に完成させていたヒューイさんはやっぱスゴいんですね。

・マイザーさんの秀逸なツッコミ。

・突っ込み所満載なナイル。
・エルマーの口から語られるヒューイさんって、とても可愛い人ですよね。






*1705

・モニカ大っ好きです!惚れました!これこそ一目惚れ!可愛くて格好いい女の子ってドツボすぎです!

・少年ヒューイさんかっわいすぎですって!反則!ああいう世界を憎んで生きてるとことか、イレギュラーに弱いとことか、どことなくルル(コードギアス)に似ていて、ときめきどきどきでした(≧∇≦)可愛いったらないですね!

・五歳チェス見たかった…!

・田九郎さぁぁぁぁん(黙れ
格好いいっす!めっさかっこいいっす!田九郎さんが不死者日本代表(?)で良かった!

・マイザーさん(アイル)の不良リーダーっぷりいいですね。笑っちゃいました。こうやって知ってる人(?)がいっぱい出てくるとニヤニヤしちゃいますね(´∀`)あれでもヴィクターとシルヴィは?

・ニキはその後結局どうなったのでしょうか?幸せに生きて、幸せに死ねてればいいなぁ。

・スペラン好きです!なんというか、すごい人だ!自分の信念は曲げないってとことか。かっこいいなぁって思います。その信念自体はそれほど格好いいものでもありませんが。ボロニアル兄妹の絡みが見たかったです。モニカ…!

・とりあえず、許さんぞフェルメート。許さんぞぉぉぉぉぉ!






*2002

・上記の続きっぽくなっちゃうのですが、モニカはちゃんと幸せだったんでしょうか?きっと幸せだったんですよね。どこまでも一途な彼女がだからこそ、どんなことがあったとしても、ヒューイさんがいる、それだけで彼女の幸せを信じることが出来ます。

・1931年臨時特急編でヒューイさんがヴィクターに、今までの生きてきた中で二番目に最悪な記憶「故郷にいた頃、妻を助けられなかった記憶」と語る台詞がありますが。やっぱり「妻」とはモニカのことでしょうか。そうであって欲しいです。ヒューイさんが今でもモニカのことをちゃんと想ってくれていることを願っています。

・今回の2002は今までバッカーノを読んだり見たりしてきた中でも、一番ぞっとした話でした。もちろん『バッカーノ!』という物語の核心に迫りだした出来事だったこともあるのですが、彩世が最も恐ろしかったのは「SAMPLE」の存在です。300年間脈々と受け継がれた「苦しみ」への信仰。その中でも彩世はあの目隠しをされ、拘束具で繋がれた少年少女が、ヘッドホンで自らの悲鳴を聴いている、というのを読んだ瞬間、強烈な吐き気を催しました本当に。彼らは狂っている。それが一番ぴったりくる言葉だと思います。バッカーノはそれこそみんな狂ってると思えるくらい、キャラが何処かしらおかしいですが、その中でもクレア様やラッド、グラハムさんはその筆頭だと思います。もちろんクリスやアデル、ヒューイさんやエルマーも狂ってるとは思いますが。でもそんな彼らであってもどこかちゃんとした「理性」や「常識」そして「自分」を持って生きています。あんなラッドやヒューイさんですら。でも「SAMPLE」は、そういうのとは違うと思うんです。もちろん薬によるものが大きいですが。それでも全ての苦しみを他人に押しつけ、全てを「教義」や「人間の欲望」と自分のしたことを綺麗な言葉で片付けていると思うんです。そういうところが、今までの人達とは違うです。「自分」を持たない狂気。すごくすごく怖いです。

・ルキのん(たった今命名)可愛い!少年社長って萌要素満載じゃないですか…!しかもモニカの子孫という。彩世はモニカとヒューイさんとのお子さんが見てみたいです。美人なんだろうなぁ。

・ちゃんと「殺し」に躊躇いや戸惑いを持っているところがルキのんの良い所だと思います。そしてそんな自分自身と戦いながら、「仮面職人」の社長を勤め上げている。そんなまだまだ、人としても、社長としても、犯罪者としても未熟なルキのんだからこそ社員や老に慕われているんでしょうね。

・一度「四苦」が勢ぞろいしたところが見たかったです。とりあえず許さんぞ、ライヴ。

・フィーロってすげぇ!とまたまた思わされました。フィーロって行った先々で出会ったどんな変人とも仲良くなれちゃってますよね。クリスとかラッドとか、リーザまで。そして今回もアンジェロと。それはひとえにフィーロがとても良い奴だからですね。どんなに様々な経験を積んでも、どんなに長い時を生きても、フィーロはあのままのフィーロでいて欲しいです。きっとフィーロの周りのみんなもそう思ってるはず。

・70年経ってもエニスは変わらず可愛いですね。そして何の躊躇いもなく、カフェのテーブルを蹴り上げるエニス。さすがです。

・アンジェロかっこいい!まだ幼い少女にかしずく最強のガンマン。くぁっこいい!またエナミさんのイラストが最強すぎですよね!

・ボビーの今後の活躍が非常に楽しみです。ジャクジーの縁者ならきっと立派になれる!

・クローディアとシャロンは、いちいち曾爺様と曾婆様を思い出させる言動やら行動やらで微笑ましかったです。曾爺様は90過ぎても『自重』という言葉を覚えていないみたいですね。それよりシャーネたんがそんな年までちゃんと生きてくれていたことに感無量です。いつ実の父親やら妹に殺られるか、とても心配だったので。まぁクレア様がいれば、たいていのことは大丈夫ですよね。それにしてもラフォレット家は怖い怖い。

・ってことは、クローディアとシャロンってルキのんとは、とーっても遠い親戚同士ってことですよね。これは不死者だから成せる技ですよね(技じゃない)しかも妻は教師と同級生。この時点でドロドロですよヒューイさん!この3人は是非お互いの身の上を知ったうえで会ってもらいたい。ってかシャロンがヒューイさんに激似で可愛いです。ウォーケンウォーケンww←

・クローディア!病を救ってあげて!

・ウォーケンさんちとスプロットさんの人達は無意識に誰かを救ってますよね。あとドロボウカップルも。

・フィーロやチェスの台詞の中にクリスが出てきてるってことは、クリスはまだ健在ってことですか?良かった。次の話あたりで出てこなかったNYの面子も是非出して欲しいです。ガンドールとか。

・シルヴィ大好きな田九郎さん可愛杉です!どんなにシルヴィがグレッドグレッド言ってても、田九郎さんは田九郎さんで格好つけてもいいと思いますよ。応援してます。

・みんなの保護者ヴィクター\(^O^)/きっとみんな、彼がいてくれるから、安心して大暴れ出来るんですよね。ヴィクター相手だとヒューイさんも何処か言葉が辛辣なので楽しいです。アドウェナ・アウィス号のメンバー好きです。人数が9人と少数になってしまったからこそ、同じ身体、同じ運命を持つ『家族』のように思えます。とりあえずオカンはヴィクターに決定。あ、フェルメートは数に入れてません(おい

・フェルメート許さんぞフェルメート。

・物語もついに核心へと…!?次は1710年ですか。アドウェナ・アウィス号の惨劇が起こる1年前。この時に何があったのかで、ヒューイさんやモニカ、エルマー、そしてフェルメートのことが分かるのでしょうか。特にモニカのことはとても気になります。ヒューイさん、モニカのこと、ちゃんと大切に思ってくれていればいいな。

・グラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハムさんグラハm(以下略

・いつになったら出て来てくれるんですか、グラハムさん!ってかもう1935年しか出番は残ってない感じですか?え、ってか1935年にグラハムさんは出て来てくれるんですかいやいやいやいや、出て来ますよね!だってグラハムさんにはシャフトもジャクジーもクリスもラッドもいて、問題児だらけなんですから。し、信じてる…!

・2002年読み終わった後、どうしようもなく気持ちが沈んでドロドロ暗くなってしまったので、アニメのOPやらサントラやら聴きながら、1930年代読み返しました。なんだか救われた気がしました。こんなにも2000年代が読み心地悪いのは、アイザック&ミリアが出てこないから、ていうのが大きいのでしょうが。でも彩世は、1930年代の馬鹿騒ぎメンバーがいないのが大きいと思うんです。これは彩世の中で、ですけれども。クレア様がいて、ラッドがいて、ジャクジーがいて、グラハムさんがいて、愉快な悪者がいて、愉快なヒーローがいる。そんな1930年代の雰囲気が大好きです。

・今後どのような展開になるのかは想像もつきませんが、楽しみに続刊を待ちたいと思います。