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巣立つということ




大好きだった居場所が、今は遠くに感じる、


新転地で頑張ってきて約一ヶ月
寂しくて寂しくて、死んじゃうときもある

帰りたいなって思って
地元のおうちを想像する日々が最近の日課で
あの愛おしい、大好きだった日々が懐かしい。戻りたいな。

って思っていたんだけど


積み木崩しみたいにひとつ崩れたら
ぜーんぶ崩れていったんだな。

なにかが終わって、始まる気配もない


わたしばっかりずるいよね、
ごめんね、って思うけど

わたしももう、あそこに住み着くわけにもいかない。
わたしも、成長しないと


夏が来るのを楽しみにしてたのは、連休があったから
五月病なのは、ゴールデンウィークが終わったから
わたしの一番は家族であってそれ以上はない。

家族さえいれば、わたしがわたしでいられるから
恋愛をしてなくても、友達がいなくても
家族がいたから楽しいし、苦しくも辛くもない。


いつも帰ればあるあの場所が、
なくなってもわたしは変わらない。
みんな変わらない。

変わってほしくないな。


なんでこんなに目標も定まってないのに来たんだろうって何万回も思ったんだけど

今のところやめるつもりはない
とりあえず限界まで頑張って頑張って、頑張って、頑張れなくなったら、次を考えることにする。

道は何本もあるけど、
とりあえずわたしはこの道をまーっすぐ歩くことにしてみるよ。


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