2022/1/23 Sun 00:18
「史上最も有名な自殺」が起きた1月22日…の巻





話題:芸能ニュース







1987年1月22日は、アメリカのペンシルベニア州上院議員、バド・ドワイヤーが、自らに下された収賄罪の有罪判決に抗議するために記者会見を開き、その場で拳銃を口に突っ込み自殺を遂げた日である。

この自殺は公衆の面前で、しかもカメラのあるところで撮影された自殺としては世界の有史以来最も有名な自殺のひとつである。

だが不思議なことに、このテンションの高い芝居がかったその表情が、近年はもはや死を超越してポップカルチャーに転じてしまっているのだ。

アメリカのバンド「Rapeman」は1988年に『Budd』なるEP盤をリリース、人気オルタナティブ・バンドの「Faith No More」は1992年にバド・ドワイヤーの最期のテープの音源をサンプリングした楽曲『World Is Yours』をリリース、「Fit for an Autopsy」なるデスコア・バンドは直球そのものの『Thank You Budd Dwyer』なる曲を2013年に発表した。

その以前からTシャツになるほど有名であったこの自殺だが、本人の意図を遙かに超えて人気が出てしまった現状は、やはり《不幸》としかいいようがない。

(覚醒ナックルズ発)






■バド・ドワイヤーの公開自殺

ドワイヤーが話し終わり、ノートを彼のスタッフに渡した後、スミス&ウェッソンモデル27.6インチ 357マグナムリボルバーをマニラ紙製の封筒から取り出した。

部屋の群衆がドワイヤーが封筒から引き抜いた銃を見たとき、場の雰囲気は急変し、パニック状態になった。

ドワイヤーは聴衆に冷静に「部屋を離れてください。もしかしたらこれがあなたに影響を与えるかもしれない」と言った。

混乱の後、助けを求めに部屋を離れた人達がいる一方、部屋に留まった人は「やめろ!」「間違っている!」「話を聞け!」と怒鳴りながら、ドワイヤーに銃を降ろすよう求める人や、ドワイヤーに近づき彼の武器を確保しようと試みる人もいた。

ドワイヤーは「やめなさい、やめなさい、これが誰かを傷つけてしまうかもしれない」と警告した。

その後ドワイヤーは自分の口の中に向け銃を撃ち床に崩れて死亡した。

ドワイヤーの自殺は5台のニュースカメラが記録していた。

そのうちの一台のカメラはドワイヤーを映し続けており、発砲の後、ドワイヤーの死体をズームアップで映した。

フロアに崩れ落ちたドワイヤーの鼻孔と後頭部から血が流れ出ていた 。

ホーソホックが演壇に上がりメディアに離れるよう求め、医療援助と州警察に連絡するように求めた。

ドワイヤーは午前11時少し前に銃撃で即死したが、午前11時31分に現場で死亡を宣告された。

後に補佐官がドワイヤーの角膜が臓器提供の希望により移植のために利用可能になったと述べたが、他の部位は彼の体が病院に到着した時点で使用不可能になっていた。





世界最大の放送事故だ。(´д`|||)

YouTubeには直前までの動画があるけど、死に行く人には見えなかった。

なら、生きて身の潔白を証明すればいいのに。

バド・ドワイヤー、自らの死をショーアップして人生の幕引きをしたのだった。



(^-^)/(^-^)/











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