話題:終末医療
こんなこと書くのは本意ではないんですけど、心の準備というか予防線を張っておきたいので書きます_(:3 」∠)_
Somoの祖父母。まあ略してsomoboのこと(なにいってんだこいつ)なんだけど、現在おじいちゃんが自宅療養→誤嚥性肺炎→緊急入院→療養型病院というよくある田舎の悪習、老老介護からの顛末で入院してるんやけどね。
実家に帰るのが仕事の都合もあって、日が伸びてしまって。2ヶ月くらいかな。ボクとしては誤嚥性肺炎はクッソ恐ろしいんだけど、一命はとりとめたし、おじいちゃんは過去に国家公務員に属していたので、体力的な面で大丈夫だと。まあ心配やけど大丈夫やと思ってたんですよ、ねえ。
先日、仕事も余裕が出てきたので来週、実家にいこうと思い、向こうの方にも伝えてはいたんだけど。
昨日、携帯に身内から「病状が悪化した、さすがに明日までには来てくれ」という連絡が届く。
まあ反応は「?!」ですよね。
しばらく姿見てなかったし、入院前のおじいちゃんのイメージしかずっとなかったんですよね。
けども流石に職場には(翌日出勤だったので)不本意ながら、休みをいただき、帰省しました。
ここまでは甘く見ていた。本当に。
病院着く。
部屋案内してもらう。
田舎の病院だし、設備も不十分のなか、
ベットには2ヶ月ぶりのおじいちゃん。
オートバイで2ケツして、帰り道にお菓子買ってもらって、実家に寄るのが楽しみだった小学校時代。
反抗期には決して手を挙げず、黙っていて、けれども怒らすと超コエー存在の中学校時代。
訳あって都内の中目黒行く時に、somoboを時速1m行かないんじゃないのかぐらいの移動距離で東京駅地下構内(動く歩道ができる前です)を誘導した高校時代。超疲れました。
そんな背が高くて思いやりがあってけど怒らすとガチで怖い職人気質のおじいちゃんは
もう、面影がありませんでした。
背が縮んで、骨と皮だけになっちゃって、瞳孔は開っぱなしで、身体中に点滴、心電図モニタ、ダイナスコープ、人工呼吸器が備わって、意識も力強さもないおじいちゃんがそこにはいました。
鳩尾に思いっきりナックルを入れられたような衝撃が襲いました。
「え、これボクのおじいちゃんですよね?」
「あ、部屋間違えたんじゃないですかね」
「この人が本当におじいちゃんなの?」と。
こんなこというと笑うかもしれないですが、本当に人は変わってしまうものですね。
それくらい変わってしまっていました。
その後に(とても愚かな思考なのだなと思うけど)なんで早く実家に帰らなかったのだろうと。会話しなかったのだろうと。自責の念が襲いました。
が、手遅れでした。
とりあえず今、実家から帰宅の途についています。明日から仕事に戻らなければなりません。
今回はとりあえず死に目に会えずに葬式ということは避けれました。それだけでも十分です。圧倒的に足りないけど。
聞いているかどうかはわかりませんが、おじいちゃんには「辛いと思うけど頑張って。」と。声かけて帰りましたが、もう…………だと察しました。
涙は一切流していないのですが、なんだかモヤモヤしてます。
可哀想すぎる。
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