Endingnote Of Hanging Myself



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02/20 01:34

[ 黙れよ勘違い野郎どもが。 ]



ステージの上の私ならきっと、そう言うでしょう。
歌詞や創作というのは、何を言っても、
極端な話、それがどれ程残酷であったり精神的に異常であったり、ストーカー紛いの文章や殺人願望、普段言えないとんでもない卑猥なものまでも
特定の人を攻撃しない「作品」である限り、全て許してもらえます。
だってそれはただの作品として人に伝えられるからです。

表では規制されようがなんだろうが、作品であればその作者自身がが人間としての権利を侵される事はありません。私たちの言葉は許されます。
だから、大体は言いたいこと言えるし、本当の自分自身を曝け出せてしまう。


(※ストーカー心理や殺人衝動が本物だと言っているわけではありません。
もっと根本的な、ざっくりとした心境的なお話。)

作品だけど、まるっきり本物じゃないけど、
でも、作り物の「本物」。
この微妙でキワどい状態が、創作表現者としての自分にとってはとても心地の良いものです。

だから音楽と共にステージに立つ人には、ちょっと人と違った暗い面を持った人が多い。




思うのです。
同じ創作表現でも、本当に創造を極めているのか、娯楽を追求しているかで全く違う。




長くなりそうだからめんどくさいし省いてもう結論書くよ。

どちらかと言えば私は完全に前者。
規制されてなんぼの世界にいる。



ぶっちゃけ、日本で「個性的でおもしろい!」とブレイクしているアーティストと同じノリでもてはやされると本当に腹が立ちます。
馬鹿にされているようで。

そう言う意図でやってないのは知ってるから彼らを責める事は出来ません。
それに、後者側のアーティスト(エンターテイナーと呼ぶべきか)が嫌いなわけじゃない。寧ろ好き。


ただ、そんな陽の光が当たる場所に私を引きずり出し晒すようなほめ方がどうしても辛く、

大真面目でステージ上でキチガイみたいに暴れ狂う私を、

「こいつ面白いんだぜ」が、面白おかしいのか興味深いのか・・・


早い話が私は「みんなを楽しませたい!みんなが笑ってくれる面白い事したい」なんて思ってないのに、

そう言ったファニー的笑いを善意で向けてくる人がいる。


もちろんそれこそが私たちアングラ族(笑)の運命だし、好きなように捉えろと言っているのは私自身、


「全ての人が、私が望むように私を評価して欲しい」と言っているのと同じレベルで不可能な願いを言っている自覚はあります。

叶えたいとは思ってないな、じゃあなんなんだろ。

ただこっそりとここに綴っておくから
こっそりとわかる人に解ってもらえたら


私は幸せかもしれない(笑)


程度の、軽々しい希望。






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