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飲み込んだ。


あの日の思い出を閉じ込めた桜。
良いものも悪いものも。

どろどろした気持ちを抑える方法を、私はまだ知らない。

「どうしてそんなに素敵なのに、どうしてそんなに悲しいの?」

ずっと、絶望したままでいられたらよかったのに。
悲しいままで、虚しいままでいられたら、こんな気持ちになることはなかったのに。
私はいつまでとらわれているのだろう、

素敵だなんてとんでもないこと。
どうして、満足出来ないの?って、
どうしたら満足出来るの?

吐き気がする。
どろどろした気持ちが心を侵す。
焼き尽くしてしまいたいほどに。

心が壊れてしまいそう、凍ったまま、眠ったままの冬がとけていく。
春が来た、あなたはきらい、私を脅かす。

桜を見るとおかしくなる。
何よりも憎らしい、でも、こんなにも惹き付けてやまない。
涙が止まらない、思い出す。何もかも。

知らなければよかったのに、無知でいられたらよかったのに。ばかだね。
大人になるって、つまりはこういうことだと教えられる。

光も影も夢も悪夢も、

すべての不幸を、君が飲み込んでくれた。
壊れてしまったけれど、大切にしたかったけれど、ここでさようなら。
大好きで可哀想で、寂しい、空っぽなもう一人の私。

奪い尽くせなくて、守り抜けなくて、それでも抗いたくてたまらなくて。
だから生きている感覚がする。
人が不幸に傾くのは、生きているって思いたいからだと信じてやまない。

狂ったような朝が来る。
目なんて覚めなければ良かったのに、狂ったままでいたかったのに、ああしあわせを噛みしめたばかりに。

暗くて黒くて、どろどろした気持ちを夢の中のあの人が掻っ攫ったように。
太陽でいるには月が必要のようで。
奪って奪われて、抱きしめて抱きしめ返されて、掴んで離されて。

ここは、冷たいね。
上がることのない体温を、私は疎ましく思いながら眠る。

夢でも現実でもどちらでも良い、嘘でも最後までしあわせを教えて。

聖日前夜

身に纏うアクセサリーを外す、化粧を落とす、もうそれだけで解放された気分になる。
すべてお守り、私の武装。
弱い自分を支えてくれる大切な物。
帰るとそんなことは考えなくても良くて、誰にも邪魔されない、誰にも侵されない、幸せを噛み締める。

わたしは誰のものでもない。
わたしの心はあげられない。
わたしの体はあげられない。
これは、誰でもないわたし。

弱くても誰も責めない、泣いても良い、咎めたりしない。
絶対的な味方になってくれる、この場所だけは。

何にもなりたくないくせに、何にでもなりたがる、矛盾女。
焼き付いて離れない、違う自分になれた快感。
私であるより、私でない方が美しい。

いつか本当が伝えられるようになったら。


その日が来たら、私は本当の意味で解放されることになる。

たくさんの読者の方々、拍手やコメント、心から大切にしておりますが、閉鎖を考えております。
iPhoneに変えてから、画像投稿がしにくい、というだけですが(笑)
まだ考えているだけです。

別にブログを作っております。
ご興味ある方はお問い合わせいただければ、と思います。

ただここはとても大切な場所なので、辞めたくないなあ。
辞めることを辞めるかも、気まぐれです。
ここが一番落ち着く。

明日も明後日も、その次も幸せになるにはまず、全て洗い流してからにしようと思うよ。

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プロフィール
はるきさんのプロフィール
性 別 女性
系 統 アキバ系
職 業 夢追人