2011/10/29 Sat 00:46
ジョバイロ<セブルスVer>

 
 
人は誰も 孤独な闇
光求め 腕を伸ばす
届かないと知りながらも
誰かに気付いてほしかった

腕に刺した 一筋の闇が
熱く蠢き 疼く夜
冷たく濡れた
舌に探りあてられた
孤独に慣れた心

光に居る事が
許される程の
存在じゃないと
自分が分かっている

あの頃芽生えてた恋が
闇の中で育ってゆく
醜い華 咲かす前に
この心を殺してほしい

闇に沈んだ その命
守れなかった 君の笑顔
それでも僕が生きるのは
犯した罪 償うため



君の面影を
残していったのは
この罪 忘れぬ
鎖の代わりか

君への贖罪で
゙あの子゙の運命
変えようとしたら
歪だが喜劇になった…?

闇を選んだこの罪を
君はきっと許さないだろう
この想いは何をすれば
君の元へ届くのだろう

あの頃隣に居た自分を
うまく思い描けない
離さないよう
掴んでいたのは
君じゃなく 孤独だった



あの頃芽生えてた恋が
僕の中で育ってゆく
綺麗な華 咲いたのなら
どうか君に摘んでほしい

闇に浮かんだ 君の眼が
僕を見つめ笑いかける
幻でも嬉しかった
最期に君に逢えたから
 
 


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