3月11日、東日本大震災が起きてから二年
皆様はどうお過ごしだったでしょうか

同日
父方の祖父が亡くなりました。
ぽっくり、という表現がなんとも当てはまる逝き方だったようで
看護師の方も気づかなかったほど、あっさりと、あっさりと逝ってしまいました
享年81歳
若い、とは言えないような年でしたが、私の記憶のなかではまだ矍鑠として、もくもくと畑仕事をしている姿しか出てきません
小学生の頃、じい様が一時的に我が家にいたのですが、物静かで、それでもしっかりとしていた人でした
11日にみたじい様の顔も、まるでただ寝ているかのような、穏やかで、安らいだ顔をしていました
じい様の妹さんも泣きながら、きれいな顔やねぇ、と言っていたのが忘れられません
本当に、今にも起きてきて私の名前をあの優しい声で呼んでくれるんじゃないか、と思ってしまうくらい、記憶のなかの寝顔とかわらなくて
いま、これを書きながら涙が止まりません
じい様は物静かで穏やかで、前回会ったとき、また生きて会えると思っていたんです
ありがとう、も、ごめんね、も、何も伝えられないまま逝ってしまいました
父なんて実家に帰るのをいやがって、もう何年もまともな会話をしていなかった状態でした
それでも、さよならだけはちゃんとできたと思ってます

まだ存命の両家の祖母たちはしぶとく生き延びるでしょうが、なるべく悔いのないよう会いに行ったり話を聞いたりしたいです
久々の記事がこのような内容で申し訳ない
ここまでの拝読ありがとうございました