僕の名前はなんだったっけ。
少年はつぶやいたとたんに哀しくなって笑いました。
目からは大粒の雨が降りました。
少女はそれを舐めました。
少年は少女にこう言いました。
僕の涙は猛毒なんだ。
君は僕の毒に犯されてしまったんだよ。
君は僕としかキスできないんだ、セックスできないんだよ。
これが嫌ならいますぐ殺してあげるよ。
少年は少女の首に手を伸ばしました。
少女はニコリと笑ってそれでもいいわ。
そう言って少年を抱きしめ、キスをした。
話題:創作小説
久しぶりのえむぶろです。
新参者同様です。
今日はおしまい。
2013-9-12 22:09