赤ちゃんのおしゃべりはとてもキュートで感動的だ。
最近は色々な言葉をしゃべるようになった。
アーとかアウーだけじゃなくとってもバリエーションがある。
何を言いたいんだろうと妻さんと想像を膨らませるのがとても楽しい。
色々使い分けているみたいだからやはり言いたい事があるのだろうと信じてる。
僕は赤ちゃんと同じようにアウーとか言っておしゃべりを試みる。
赤ちゃんの言葉がわかる頃には、きっと赤ちゃんがきちんと言葉を覚えてるんだろうと思う。
僕の赤ちゃんに困った癖が出来てしまった。
どうやら車でお出掛けしてチャイルドシートに乗っているときにウンチをしやすいみたい。
先週も今週も信号待ちしているときにブリっときた。
車の振動がいいのかチャイルドシートの丸みがいいのか。
外出先では何があっても対応出来るように妻さんが準備万端だけど、走行中は車内でオムツを替えるのは危険だから妻さんにとってはガマンだ。
僕も駐車場かなにかで停車する場所を急いで探してる。
そんなときでも赤ちゃんはしっかり気持ち良さそうに眠るから緊張感に欠ける。
目的地に着いてオムツを替えるためにぐっすり眠っている赤ちゃんを抱えて店内を急ぎ足で歩くのは自分でも笑っちゃいそうになる。
とっても楽しい思い出になるけどできればこの癖は治したいな。
赤ちゃんの写真を母に送ったら、いい笑顔だねって。
妻さんの母さんにも。
笑ってる?!
今まで、まだ笑ってないと思ってたけど、妻さんと話して、笑った基準を変えることにした。
笑った基準はどこからが笑ったと言えるかの基準であまりに初笑顔に期待していたから自然と判定が厳しくなったのかも。
だから僕の赤ちゃんは笑ったことになった。お祝いをしないといけない。
僕は最近、育児の本を読んでいる。
赤ちゃんが自己主張するようになって、一体赤ちゃんは何を考えているのだろうと思ったから。
読み始めた「私は赤ちゃん」という本は僕の求めていた答えをくれた。赤ちゃんの目線で書かれた本で少し時代が古い気がするけど、納得の内容だった。
納得は大いにしたけど一方で不安も強くなってしまった。
赤ちゃんのこと、これまであまりにも無責任に色んな情報に流されていたことに気が付いたから。
インターネットの情報を無意識に信じてしまうのは悪い癖だ。顔にブツブツができたときも、便秘になったときも、ゲップが上手く出ないときも、判断のスタートはまずネットだった。
僕が赤ちゃんだったらどう感じるか。ホントの意味で赤ちゃんの顔をしっかり見ながらコミュニケーションをしようと強く思った。
最近赤ちゃんが糸屑を握りしめていると妻さんに言われ、よく見ると確かに糸屑があった。
しかもけっこう沢山。
僕は握りしめている赤ちゃんの手を力づくで開いてとってあげた。
よく見ると足にも器用に糸屑を握っている。
それはお祝いでもらった赤ちゃん用のブランケットのもののようだ。
そういえば赤ちゃんは最近とくに色々なものを掴めるようになった。
抱っこしていたら僕のTシャツの首の部分を引っ張るし、フードの紐があればそれも握っている。
風呂に入るときも赤ちゃんは諦めずに僕の肉を掴む。これがけっこう痛い。
だんだんたくましくなって嬉しい。けど、赤ちゃん用のブランケットは糸屑が出ないように考えるべきだな。一流のブランドだけどこのブランドの赤ちゃん用品は初めて見た。
お口に手が行くようになってきたから糸屑を食べないか不安だ。なんて一人前の父っぽいことを言ってみたりする今日この頃。