4月1日から新年度が始まりますが、それに伴い、田村市の都路地区の元警戒区域が解除され、学校、こども園なども再開されます。
今まで石森小学校や、他の施設に間借りしていたそれぞれの施設の先生方はここ数日引っ越しに大忙しのようです。
無論、というのもなんなのですが、間借りしていた学校に在籍していた学童や幼児。生徒が全員戻るかというとそうではなく、半数前後という事のようです。
残りは主に船引に残るとか。

都路は全村の除染が一応終わり、これ以上の線量低下は望めません。
とはいえ、村の一番高いくらいのところでも0.5マイクロシーベルトを割り込むくらいですから、全体的に見るなら少ない方なのは明らかです。
それでも村に帰らない事を選択するのは放射能の不安以外にも理由は色々あるのは前に何度も書いた通り。
元々都路には落ち武者が隠れ住んだという伝説もある程に、村を山間に囲まれていて生活するにははっきり言って不便なところです。
逆に田舎暮らしや住民同士の暖かい生活を望むなら最適な場所ですが。
そういうものだと思って暮らせば普通に暮らせても、一度便利な生活を覚えてしまうと戻れなくなるというのもまた事実なので本気で都路に人を、特に若い人を戻そうとするのであればインフラ整備などは最優先課題であると思います。
色々考えてはいるようですけれど。

学校再開に合わせ、地元の体育館や公民館に子供向け室内遊び場ができるのだそうです。
3月30日オープン、だったかな?
まだ戻る子供も少ない中、利用者がどのくらいいるのかどうかというのも心配ですが、職員たちも3年ぶりの自分達の施設での保育を楽しみにしている様子。
都路の子供達が戻ってきて良かったと思えるようになればいいな、と思います。


明日と明後日は多分、ブログをお休みします。
ちょっと用事があってでかけるので。
早めに戻って来れたら日曜日は更新する予定です。