ここは原発最前線の町

昨日は寝落ちしてしまいましたが、福島県知事選挙の告示日でした。
立候補者は

　佐藤知事が後継指名した副知事　内堀　雅雄氏。
　前双葉町町長　井戸川克隆氏
　牧師の五十嵐義隆氏
　前宮古市市長　熊坂義裕氏
　コンビニ店長で唯一の女性　伊関明子氏
　建設会社社長　金子芳尚氏

現職の佐藤知事は出馬しないので無所属新人６人という異例の選挙。
まあ、私としては政策とかをじっくり調べてということになるでしょうか？
はい。
私は今までの選挙の中で、一番真剣に
「誰に投票するか」
考える選挙になりそうだと思っています。
変な人に福島県のかじ取りを任せたら、福島は本当に「フクシマ」にされてしまう。

先日行われた立候補予定者の公開討論会で

「放射能がある状態で福島への観光を呼びかけるということは、被曝させて帰すということであり、非常に失礼なことだ」
という意見があったという記事を見ました。
誰の発言かは言うまでも無いですけどね。
でもそれは、福島に生きている人達に対して逆に失礼ない事じゃないかなあと思います。
除染、放射線対策、子供の被ばく回避に福島の復興。
やるべきことはたくさんありますけど、それは全て「福島」を肯定するところから始めないといけないと思うのです。
福島から逃れたい人を否定はしませんけど、福島の主役はその人達じゃない。
福島を大事に思い、福島を守ろうと努力し、福島で懸命に生きている人達です。

立候補者の人にはそれを忘れないで欲しいと思うし、それを解ってくれる方に投票したいと思います。

投票日は２６日（日）
それまで、私もよーく勉強するつもりです。