二重の愛

今日の出来事を綴りましょう。

もやもや考えている間に日付変更線を踏んでいて、昨日になってしまったのだけど。





駿希と10日ぶりぐらいに会った。

久しぶりに体を重ねた。

駿希に愛していると何回も言われた。

駿希の気持ちは真剣だと、すごく伝わった。



それなのに、私は駿希といる時にどこかうわの空だった。

頭に浮かぶのは樋口ばかりで。

樋口は何をしているのか、樋口から電話がかかってきてないかとかばかり気になった。



そして駿希と駅で別れた後に樋口から電話がかかってきて、樋口に会いに行った。

ずっと、樋口に会いたい一心だったのかもしれない。
樋口は幸せそうな顔をして私を待っていた。



そして樋口の夕食を食べるのを付き合ってあげた。

その時に、また私の気持ちを話した。

樋口は私に、キスをした。

私は本気で泣きそうになった。



痺れを切らした樋口が別れ際に私に条件を突き付けてきた。

「今月中に答えを考えて、もし決められなかったら俺とは縁を切って。」

私は自分を追い詰めると同時に、樋口も追い詰めてしまった。



私は最悪だ。

駿希が私の恋人じゃなくて、樋口がずっと私のそばにいてくれるのなら良かったのに。

駿希と出会う前に、樋口と出会えば良かった。

09/04/18 00:00 コメント*0



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