“指名”がとれ安定しはじめたら次は“同伴”。
“同伴”ってのはお客様と嬢が一緒に食事に行ったり、映画に行ったり、カラオケに行ったりした後で“お客様と一緒にお店に来ること”を指す。
お店によって特典は異なるが、ポイントや本数がプラスされたり、同伴1につきいくらかバックされたりと様々。
また“同伴セット”として同伴に料金を設定したりするお店もある。
お店にいる時と違い、普段の嬢とコミュニケーションできるのでまた一味違った楽しみや親近感もあるので自分を指名してくれやすい。
それに反してお店に行くとお金を使うので、食事だけ行こうとか言うお客様もいたりするが、これは嬢にとったら非常に選択を迫られるお誘いである。
次がある常連のお客様や、これから先に来店してくれそうなお客様なら食事だけも大切なお付き合い。
そうではなく「食事だけ」とか「カラオケだけ」とかお店にまったく来ないお客様もなかにはいたりする。
お店にまったく来てくれないのに外で会おうって、彼氏か友達かそれ以外の大切な関係にならないと嬢にとったら正直虫がよすぎるお誘いと言ってもよいだろう。
しかしそんな駆け引きの疑似恋愛を楽しみつつお客様はキャバクラにハマッていくのだろう。
今日はこれまで。
お願いします!
お店側と嬢にとっての“いいお客様”は一致もするし一致もしない。
曖昧な表現になってしまったが、お客様も嬢も働く従業員も人。
人の気持ちは変化する。
そう、常に人の気持ちは変化する“生”(いき)ものだからだ。
お店側からすると“いいお客様”は金払いがよく、ワインやシャンパンなどジャンジャン卸して(おろして)毎回〜十万〜百万と景気よく使ってくれる。
「タバコ買ってきて。」
「○○寿司食いたい。」
「メロン食いたい。買ってきて。」
はいはいー♪かしこまりましたー♪
(^O^)
てな感じでまだ全然“いいお客様”。
お店側にとっての“いいお客様”のレッテルが剥がれる時はどんな時か。
■他のお客様に絡み暴れる。
■支払いの時、実はお金がないカードをもっていない。
■お店に来なくなる。
■暴力団、組の者だと堂々と名のりだす。
(組関係者、暴力団の来店はお断りだから。)
次に嬢達にとっての“いいお客様”はどんなお客様だろう。
まず当然のことながら“指名”。
あとは箇条にしてみました。
■“暴れない”“やさしい”。
■“やらせろ”“愛人にならない?”とか決して言わない。
(お客様がタイプである場合はまた別のケースもある。)
■舐めたり、胸さわったりしない。
(お客様の要求とお店の主旨と違う。)
■長く居ず1〜2時間。
お酒を楽しみ週に定期的2〜4日は来てくれる。
■スッと支払う。
「〜しない」てパターンはあげると結構キリがないから嬢達からよくあがっていた声を参考にした。
嬢達からすると“キモイ”と思われた時点で“いいお客様”から外れる。
これを読んでるキャバクラに通ってる男性諸君がいたらくれぐれも嬢に“キモイ”と思われないようにしましょう。
嬢も仕事とはいえ色々な年齢、様々な人間性を接客経験する“女性”達だ。
男性は“考える”要素が強いように思われる。
女性は“感じる”要素が男性にくらべると優れている。
鈍い男性にならないように“いい人間”になろう。
今日はこれまで!
お願いします!
昨日の続きだが“指名がとれる嬢”どんな子達だろう。
綺麗
可愛い
胸が大きい
スタイルが良い
人は男であれ女であれ美しいものを好む。
タイプはあると思うが外見が美しいことにこしたことはない。
しかし、これだけでは月間でみると指名はとれない。
席についていくら綺麗でも、無表情で会話も全然しない子は全てとはいえないが指名は多くはとれないであろう。
“指名がとれる嬢”は“親しい”ことがまずポイントだ。
実際に“指名がとれる嬢”達がやっていたこと簡単に挙げてみます。
★顧客が多い。
★話しをよく聞く。
聞いてる時にお客様のほうを向いてる回数が多い。
★席でお客様との距離が近い。手や肩に触れたり。
★毎日たくさんのお客様にきちっと連絡をする。
★酔うと可愛いか、楽しい。
新人の嬢やお店が変わったばかりの嬢の立場からすると、はじめの顧客の数を増やすのは大変だ。
自分は頭じゃわかってるって人は嬢に限らず“現代人”に多い。
結果を振り返るとうまくいってないことについてあーだ、こーだと言ったり批評したりはするのだが問題の解決案を出す人は少ない。
話しを戻すと嬢達は“フリー客”から連絡先を教えてもらわなければいかん。
嬢は席について番号の交換をそれとなくうながす。1ヶ月で20〜30人を目標にして交換していけばよいだろう。
その後は20〜30人に毎日連絡する。(事情があるお客様にはしない代わりにまた増やす。)
ポイントは長い時間をかけてなん通もなん通も同じ人と連絡し合うのではなく、短い時間でたくさんのお客様に連絡することだ。
内容は短かめがいい。
一人二人のお客様に偏るとそのお客様が切れた時(縁が切れるというニュアンスね★)に、嬢もつぶれちゃったり「病むぅー!病むぅー!」と病んじゃうケースになっちゃうからだ。
上の5つを実行できてる嬢達は勝手に指名本数は増えた。
週3、4ペースの新人さんにはこの中で4つを勧めていた。
無理して週5、6出勤させたら嬢も病んじゃうよ。
お客様も嬢もつぶしちゃならん。
もちろんお店もね。
( ̄ー+ ̄)ニヤリ
今日はこれまで!
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お客様は“フリー客”と“指名客”がある。
“指名客”は来店した時にフロントや受付で「○○ちゃん指名。」と言ってこられるお客様のこと。
“フリー客”は1時間に女の子を3人席につける。
“フリー客”に対して女の子を入れかえることを“回転”という。
1時間であれば女の子を3人席につけることを“3回転”というのだ。
この時気にいった女の子がいれば“ご指名”となる。
フロントや受付での“指名”とは異なり店内で指名の場合は“場内指名”や“店内指名”という言い方をする。
対してはじめからお目当ての嬢がいてフロントや受付で指名してくる場合は“場外指名”“店外指名”と言い方になる。
指名をとることで嬢もお給料があがるシステムなのだ。
そして指名は“本数”という単位で数える。
簡単に言えば指名をもらって1時間お客様にいてもらえれば“1本”。
指名してもらって延長してもらえればそれだけ本数も増える。
給料形態はお店によって違うのだが、基本的には〜本とったら時給が〜円アップ。
本数をとればとるほど時給はあがる。
そして勤務時間×時給。
+アルファで“バック”といわれるものがある。
“同伴”や“ドリンク”、“ボトル”の“バック”だ。
ボトルをおろしてもらえれば価格の〜割が嬢のお給料にプラスされるものあったりとかだ。
“バック”の話しはまた追々することにしよう。
明日は嬢達はどうやって指名をとるかその辺を語っていくことにしよう。
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嬢にも様々な嬢がいる。
昼は学校(大学や専門学校)行ってたり、昼働いてたり、夜一本でやってる嬢などなど。
学生などは短い時間で効率よく高額の時給を求めたり、夜の経験が豊富で昼の仕事をしてもまた夜に戻ってくる嬢であったり、借金して返済のため働いてたり、風俗には抵抗あるがキャバならできそうなど動機も様々。
多くの嬢は“お金”を求めてこの世界に入ってくる。
もちろんキャバ嬢をやっていくなかで他にもやりがいや目標を見つけて“仕事のできる嬢”になっていく。
目標や目的、夢ややりがいを抱いてる嬢は主体的に仕事をする。
自分に必要なことを勝手にやるのだ。
逆に目標や目的、夢ややりがいを抱いていない嬢はせっかく稼いだお金を使いきってしまう。
「自分で稼いでお金だからどう使おうが私の勝手でしょ。」
もちろん正論だ。
稼いだお金を使いきってもまたガンバって稼ぐ動機になればよい。
が多くの嬢がそうではない。
お店にY嬢ってのがいた。
月に指名もとる嬢で、お店のNO,1まではいかないが毎月NO,2〜NO,8あたりの位置にいて稼いでいた。
Y嬢は明るく声が通り笑い声がその場を楽しくさせる嬢だった。
ヒップホップ系ダンスをしていて、よくお客様から言われて席を立ちあがり軽くダンスを披露していた。
ある日お店が終わった後、Y嬢は疲れた様子で呆けていたので声をかけた。
ゆうき「おつかれ。」
Y嬢「おつかれ〜。」
ゆうき「どしたん?」
Y嬢「…。」
ゆうき「お前今わたしってなにしてるんだろって思ったっしょ。」
Y嬢「!?なんでわかった?」
ゆうき「貯金しろ貯金。」
Y嬢「貯める時はおもいっきり貯めるよ。」
ゆうき「今貯めてるの?」
Y嬢「貯めてな〜ぃ…。」
ゆうき「自分のできる範囲でよいから無理せず毎月決めた金額を貯金したらよいと思うよ。
無理な金額してもどうせお前のことやからちょくちょく使ってしまうっしょ?」
Y嬢「てへへ…。」
ゆうき「…。」
Y嬢「わかった。お金貯める!」
ゆうき「やりたいことや目標が生まれるまでお金貯めな。」
Y嬢「うん。」
Y嬢はそれから外見も内面も少しづつだが変わっていった。
生きていく上で“お金”は全てではないと思うが、生きていく上で“必要なもの”だと思う。肝心なのは今自分は幸せに生きているかどうか。
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