2012-9-18 18:06
読む前に。
あてんしょーん
! ヴィンセント夢です
! NLです
! 駄文です
! 夢主♀ 名前はカリンです
! おk?
※この作品は管理人がフォレストに上げているものと同じです。パクリ等では決してありませんのでご安心ください※
以下が大丈夫な方、このまま下へどうぞ(´∀`*)
冬を告げる冷たい風が頬を撫でて過ぎ去って行く。
寒空の星空。
そこに私は只立ち尽くし、風を感じていた。
「ヴィンセント?」
「…カリンか…?」
そこに一人が近付いてきた。
その人物は私だと気付くと、小走りで私の隣に来た。そして顔を覗いてくる。
「ヴィン…寒くないの?」
「平気だ、問題ない」
心配そうに眉尻を下げて聞いてくる。私はそれに静かに答えた。するとカリンは"そう…?"と呟いた。
暫く沈黙が場を満たす。
変わらず遠くを見つめているとカリンが動く気配がして、そちらを見ると。
カリンは私の赤いマントに隠されていた右手と左手、両方に触れて握った。
「ぁ。やっぱり嘘だ。ヴィン…本当は寒いでしょ?手、冷えてるもん…」
「…カリン…」
同じぐらい冷たいはずのカリンは私の両手を、包み込んだ。
左手は…あまり触られたくなかった。
今まではずっと触れられるのを拒んで、触れられればその手を振り払ってさえいた。
こんな…人間離れした腕など…触られたくないに決まっているじゃないか。
でも何故か。
彼女に触れられても、その手を振り払おうとは少しも思わなかった。
「こうすれば温かいよね!」
「……ああ。そうだな…」
星の淡い光に絶妙に照らされる彼女の笑顔は凄く綺麗で。
邪気の無い満面の笑みに、私も少し表情を崩した。
「ヴィン…」
「…?」
囁くような声音で名前を呼ばれて。今度カリンは私の頬を両手で包み込んだ。
「ほっぺもこんなに冷えてる…風邪ひいちゃうよ…?」
むにむに、と感触を楽しむように触れるカリン。
カリンは…不思議だ。
こんな…人ではなくなった私を怖がることなく接する。他の皆と同じように触れる。
さっきだって。
私の左手をなんの躊躇なくしっかりと触れたのだ。
「…何時も思うけど、ヴィンの瞳って綺麗だよね…」
そんなこと…いままで誰も言わなかった。
この…ギラリと不気味に光を発する深紅の瞳を"綺麗だ"なんて。
「…カリン…」
「ん?」
「カリンは不思議だ」
「え、不思議?」
きょとんとして、目をぱちくりさせて首を傾げる様子にまたついつい表情が緩む。
「…凄く不思議だ」
「…そ、それって変ってこと?どういう意味で?」
「ふっ…内緒だ」
「えーっ!」
不思議で綺麗で鈍感で。
それでいて何処か不思議な力を持ち合わせているんだ、君はきっと…。
「さて…そろそろ中に入ろうじゃないか」
「ちょ、ヴィンセントー!教えてよぉ!(泣)」
私のマントを引っ張りながら後に続くカリンに、らしくもなく笑みをまたひとつ溢したのだった。
end
††あとがき††
はじめてのヴィンセント夢。
うーむ、難しい。
彼の口調…こんなんでよろしかったでしょうか。
良いですよね、ヴィンちゃん。エロ可愛いから好き←
深紅の瞳とか!白い肌とか!
長い黒髪とか!
良いではありませぬか!
ワタクシは大好きでありますよヴィンセント。
出来たらヴィンセント夢、ちょくちょく書けたら良いなと思ってます。
末長くお付き合いくださいまし。
では次回(^_^)/~~
2012-9-18 17:57
おはようこんにちはこんばんわ、カイです。
はじめてミニメをいただきました。
嬉しいですね…すごく。
ありがとうございます、本当に。
ところで。FFってすごいですね。
キャラクターデザインが素敵で主人公、皆かっこいいし。
BGM神ってるし。
私は](―2含む)とZ、CCが大好きです(´∀`*)
ティーダのあのわんこ系の癒やし…!
そしてユウナのあの可愛さ。
そしてザックスであるw
けしからんです。
大好き、ザックス。
かっこいいし可愛いってどゆことwwww
私をそんなに悶えさせて楽しいか!!w
Z、といえば。
ヴィンセント、最近心を奪われましたww
アイツ地味に可愛い。
「電話屋は何処だ」
あれ、すごく強烈過ぎて笑えます。
そしてエロ可愛い。
赤い目っていいですよね。
あの瞳に睨まれたい←
いーなーいーなー、二次元行きたいなー。
私もクラウドと一緒に星救う!!
救わせて、お願いします!w
なんて思ってる私なのでした。
2012-9-17 19:29
*あてんしょん*
このお話は「フォレストページ」の【全知の夢物語】で管理人がUPした作品です。
パクリなどでは無いのでご安心下さい。
ザックス×男主になっています。
因みに男主の設定がぶっとんでいて。
読んでいる途中に「あ、これは不味い」と思ったらすぐに逃げてください。
ここでは敢えて記載しません。
ここで書いてしまったら、読んでいく楽しみが無くなってしまうからです。
けもみみおkですか?
では始まります。
*******************
空は、蒼い。
何時もどんな天気の時だって、雲を退かせば蒼い。
そう。あの日も。あの時も。
空は蒼かったんだ…。
††††††
「あのさぁ、レノさん?」
「なんだ、ザックスくん」
ある日の日曜日。
空は晴天の空だった。
雲ひとつないその空の下、俺は少し苛々していた。
「…何で家の中に居るの」
「合鍵を頂きましてー」
「誰から」
「主任から、任務遂行用のアイテムとしてだぞ、と」
「はぁ?」
俺は眉間に皺を寄せた。
何故俺がこんなに怒っているのか。それにはちゃんとした理由があった。
俺は一週間、ずっと任務に出ていた。やっと終わって疲れ果てて帰ってきたのは昨日の深夜だった。
流石に1日休暇をくれた。
凄くありがたい。
だが。
折角の休みなのに。
なーんか人の気配がするなーと思って起きてみれば。
不法侵入者発見しちゃいましたよ、これ。
勝手に人の部屋に入り込んで、お茶飲んで寛いでますよ。
座ってる椅子ごと投げ飛ばしてしまおうか。
いくら知り合いでタークスだとしても流石に俺でも腹立つ。
「なぁに怒ってんだ?」
「俺、一週間の任務終えて昨日帰ってきた…今日は貴重な休み…なのにこんな…ぐすっ」
なんか怒りを通り越して泣けてきましたよ。
「あ。そうそう本題に入るけど」
聞けよ。
不法侵入者。
憎しみ込めた眼差しをレノに送るが、そんなのに負ける奴では無く。
レノは身を屈めて、椅子の足元に置いてあった縦に長細い箱のような物の蓋を開ける。
そのなかで影が動く。
レノが手を突っ込んで(らしくもなく)優しく抱き上げて俺の目前に突き出したそれは。
「わんっ」
「へ?」
「仔犬だぞ、と」
…ちっちゃい犬だった。
毛は全体的に焦げ茶色。ココア色、と言ったところか。
そういう専門では無い為、犬種まではわからないが…可愛いなぁ。
小さいしっぽを千切れんばかりに振っている。
「コイツを預かって欲しいとよ。ほら」
「は、ぇぅあ!」
「わんわんっ」
レノは仔犬を俺の胸に投げてきて、それをすかさず受け取る。いきなりだったから、すっとんきょうな声が出た。
「預かって…って?」
「ソイツ、宝条の飼ってた実験サンプルの一匹なんだと」
宝条…。
余り面識は無いが噂くらいは耳にしたことがある。
生体実験が好きで、何処からか実験サンプルを捕まえて可愛がっているらしい。
あまり良い噂は耳にしない、よく分からない人物だ。
「そいつ実験サンプルが飼われてる部屋から逃げ出してな。偶々主任が見つけて保護したらしいぞ、と」
「…そうなのか」
俺の腕に抱かれている仔犬を見て俺は複雑な感情がぐるぐると頭の中に渦巻くのを感じた。
「まぁ、その実験がなんにせよ気の毒なモンだよな…。」
「ああ…」
レノの話によると。
さっきも言った通り、この仔犬は宝条によって集められた"何らか"の実験サンプルの一匹。
もう既に実験は施されたのか否かは不明である。
それを気の毒に思ったのか、はたまた只の気紛れなのか、偶然逃げてきた仔犬を保護したツォンが、"宝条の実験サンプル"だということがバレずに隠せる場所として俺の元を選んだ。
成る程な。
「そういうことなら俺は全然構わない。任せてくれ」
「嫌だと言っても置いてくるつもりだったしな。じゃあ、俺はこれから仕事なので帰るぞ、と。」
レノはちょいちょいと指先で仔犬の鼻を突っついた後、尻尾のような長い赤髪を揺らして俺達に背を向けて玄関に向かう。
そのまま出ていくのかと思ったら、レノは"あ"と声を上げてもう一度振り向いた。
「えーっと…確かその仔犬、只の仔犬じゃなくてな。もうこの世にソイツしか居ないらしい。確か『人戌族』とかなんとか言ってたぞ、と」
「なんだそれ?」
俺は首を傾げる。
するとレノの同じように首を傾げて告げた。
「まぁよくわからないけど、只の仔犬じゃないってことだろ。どうにかなっても不思議じゃないぞってことだけ伝えておくから…まぁ頑張れよ、と」
…バタン。
俺はまだ腕の中に居る仔犬を見下ろす。
目が合うと、嬉しそうに尻尾を振る仔犬。
あ。今更だけど、コイツオッドアイなんだな。銀と緋。綺麗だなぁ。
「…俺が守ってやるから、安心しろよ?」
「……わんっ」
俺の言葉に答えるように、小さな小さな、孤独の戌は一吼えしたのだった。
→続く。
2012-9-17 19:04
ここで新しくブログを始めさせて貰います、カイです。
名前じゃ分からないと思いますけど(一応)女の子です。腐ってますけど。
今は取り敢えず ザックラ が熱いです!!
ザックラはいつも熱いですけど、ザックスが好きで仕方ないですww
同士様、語り合いましょうw
話し出したら止まらない勢いですけど…(´ε`;)
ここではFFについてgdgdと夢小説書いたり…愛を叫んだりときままにやっています。
暇つぶしになれば幸いです(´▽`)
なにかご要望(リクエスト)などがあれば受け付けてますのでいつでもどうぞ。
では。
まだはじめたばかりで右も左もわかりませんが、生暖かい目で見守ってやってください。