話題:ひとりごと

わざわざ海鮮丼を食べに七ヶ浜に行ったが、何気に初めて行く土地で感想が『海しかない』『海しか見えない』『海が広い』…兎に角、海に関する事しか出てこなかった。
とはいえ、波が打ち寄せる音と風が吹き抜ける音以外の音が一切無い静かな場所で良い所だった。

海岸沿いまで来たのだし折角だから少し歩いてみようと浜に降りたが、漂着物の殆ど無い砂浜から見る海は濃い水色に輝いていたし、空も抜けるような青で綺麗としか言葉が出ない。
遠くの水平線に見える空と海に染められたような配色のタンカー船や砂浜に打ち寄せる幾重にも重なる波、波打ち際で貝殻を拾っている人、砂浜に残された様々な靴跡や足跡、離れた小島に居る釣り人、何処に目を向けてものんびりとした空気が漂っていた。

県内はほぼ全域行ったつもりだったが案外、未踏の地域はまだまだあるかも知れない。