△▽ 行くあてのない気持ち

これは悪い思い出。

別れる前に予定していた沖縄旅行。

別れた後にどうするか、ゆうさんと話した結果行くことになった。

今考えたらなんで???だよね。

周りからも絶対行かない方がいい!!って言われたけど、少しでもやり直すチャンスがあるんなら、って僅かな期待を握りしめて行った。

けど、もちろんゆうさんの心の中にわたしの居場所はなくて、ただ沖縄が好きなゆうさんは沖縄を満喫しにきただけだった。

やり直すチャンスもほしかったってのもあったけど、それより何よりゆうさんのそばにいたかったんだと思う。

でもね、その旅行中、ゆうさんはきっと違う女性のことを考えていた。そのひとに渡すお土産を買ったり、そのひとに景色の写真を送ったり。

ゆうさんは一度好きじゃなくなったらもうニ度と振り向いてくれないことは、前の彼女さんで重々知っていたはずなのに、わたしなら…ってどこか自惚れてたんだと思う。

わたしへのなんの未練もないゆうさんを目の前にして、とても辛くて苦しくて、早く帰りたかった。でも、今思えばこれがあったから吹っ切れたのもあるかも知れないな。



その沖縄旅行から帰ってからかな、今の旦那さんとたくさん遊ぶようになった。と、いうか、旦那さんに縋りついた。笑

旦那さんは優しくて、わたしへの恋愛感情よりもそんなボロボロのわたしをほっとけなかったんだと思う。

そんなわたしの身勝手で始まった、旦那さんとの関係はそう長くは続かなかった。



付き合って数ヶ月、ぼろぼろで何かにもたれかかっていないと全てがダメになりそうだったわたしを支えきれず(当たり前)、「もう少し強くなって」と、そう言って旦那さんとは別れた。

不思議と旦那さんとの別れは悲しくなくて、実感もなくて、数日経ったらすぐに旦那さんにメールしてた。←

別れてるのにクリスマスも一緒に過ごした。