同棲するときって
親にあいさつ……するのか……?しない……?
あわよくば
引っ越しを父や兄に手伝ってほしかったし
あいさつするもんだとおもっていたけれども。
話をするだけでいいならそれで楽やけどなあ〜。
うまくいけばまた改めて挨拶することになるんやろうし……。
セクハラ社長から連絡がきた。
まだわたしのことを気にかけているらしかった。
そして、よい話がある、と。
聞くだけ聞いてみると、
それって相席の店のさくらでしょ(笑)という内容(笑)
おもしろいわ。
さくっと断ったことだし、そろそろ寝よっと。
★
話題:幸せ
周りをしっちゃかめっちゃかにしながら、なんとか落ち着いた。
Cさんがオーナーにわたしたちのことを打ち明けてくれました。
拍子抜けするくらいすんなりと受け入れられました。
『大事にしてもらいなさい、そして大事にしてやってね』
と、オーナーから言われました。
その日のうちにまた数人にこのことが伝わり、
「予想以上に広がるのがはやいぞ……」
「公になった途端別れたらどうしよう(笑)」
なんて考えながら、朝、Cさんから連絡がきたのでいつものように家に向かいました。
なーんか、不思議な感覚だったな。
『やったよ、全部ちゃんと伝えたよ』
『受け入れてくれたよ』
そう言いながら後ろから抱き締められたので
「ありがとう」
「頑張ったねえ」
頭をぽんぽんしながらわたしも布団に入って、向き合ってハグ。
『振り返ったら本当にたくさん、いろいろ辛い思いさせてたよね、本当にごめん』
「いろいろって……心当たりありすぎて(笑)」
『いやもうほんとうに……たくさん耐えさせてごめん』
「耐えてるつもりはなかったけどね、確かにそうだったとおもう」
『それで考えたんだけど、来年妹が出ていったら、一緒に住もう』
「……は?(°Д°)」
『同棲しよう』
「えっ……?!住むの?!一緒に?!?!」
『気が早いと思われるやろうけど、七と結婚したい』
『結婚を前提に付き合ってくれませんか』
びっくりして嬉しくて夢かと思った!!!!!!!!(笑)
心臓がドキドキして、頷くのがやっと\(^o^)/
「なにこれ???夢????」
「わたしもしかして明日死ぬんやろか……」
「寝たら目が覚めんかもしれん……」
結構本気で(笑)言いながら、
ふたりで今までのことを振り返って、
たくさん喋ってから眠りました。
これから頑張らなくちゃ。
というより、絶対頑張れる。
Cさんとわかれたあと、親友の職場へ行って報告しました。
詳細は近々お茶しながら話す予定!
拍手ぽろぽろいただいてました、ありがとうございました。
これからはもっと誠実で真人間になるよう、ひとまずはCさんと暮らせるように、がんばります。
これからCさんのところへゆきます。
きついことを言います。
分かるよういってくれる相手がいなかったなら、わたしが言うまで。
★
話題:今 隣で寝てます
さて、会いにきました。
昨日会ったときは珍しくすぐに布団に入ったので、
猫のように体を丸めたCさんを抱きすくめて、
背中をとんとんしたり頭を撫でたりしていた。
はじめは布団のなかからすすり泣く声が聞こえていたけど、次第に寝息に変わってひとまず安心。
理由を聞きたかったけれども
踏み込んでいいかよくわからなくて、自分から話してくれたらいいなあと思っていたら、起きてから教えてくれました。
そして、今日。
昨日とおなじ件で、疲れきっているみたい。
最悪店を辞めるかもしれないそうな。
『情けないっておもう?』
「ううん、おもわんよ」
『……情けないって、言ってよ……』
ここでその一言を言えるのが、強い女なんだろうか?
相手を成長させる女なんだろうか?
わたしはCさんの夢を叶えてほしいとおもっている。
もし叶わなくても、わたしは離れない。
頭を下げて必死でいまの店にもう少し留まっても、
これを機に自分の店を開くことに本腰をいれても、
いっそのこと昼職に就いたとしても、
そのどれでも一緒にいたいとおもっている。
でもこれって、よくないのかな。
本当に夢を叶えてほしいとおもうなら、やっぱりただ受け入れるだけじゃなくて、「情けない」の一言でも言ったほうがよかったのかな。
珍しく二日連続で、わたしの腕の中でCさんが眠っています。
大切に大切に寄り添っていきたい。