きみでおわり

昨日の朝

うつ伏せになって寝てたら
いつの間にか、ぼくの上に同居人のってて

そのまま両手首つかまれて
ガーってひっぱられて
超絶エビ反りで起床

最高のお目覚めでした


覚えてろよくそ


昨日は同居人、仕事夜からで
髪切りにいくってゆーから
切ったら1番に見せてよって言ったら

じゃ、写メ送るわ〜とか言うから

いやいや直で見たいじゃん？

てゆうか

触りたいじゃん？


だからワガママ言って
同居人の出勤前に
一緒にメシ食いにいった

髪、ふわふわで
かっこよかった

秋冬仕様〜
らしい


メシは
ほとんど無言で食った

わかれてから
時間ないのに、無理言ってごめんね
てメールしたら

一緒に食った方がうまいから
いーじゃん

て返ってきた

毎日、一緒いるしさ
盛り上がるような会話とか
じゃれあいとか
そんなもんはないけど

一緒に食った方がうまい

て、思ってくれてるだけで
それ聞けただけで
今日１日幸せだった


てことで今日は
同居人の夜勤終わるまで
仕事片付けながら待つ

朝の6時まで
もうちょい

帰ってきたら
ぐったりだろーから
一緒に布団入って
短くなった襟足に
額を押し付けながら
寝よう


今日の朝は
ぼくがマウントとってやる

だめだ、ねむくない
仕事も、したくない

煙草吸ってねよねよ

同居人のほっぺた
めちゃくちゃぬっくい

まつげ、なげー

ムスコさんも、げんき

はい、こんな感じだから
ダメな人は見ちゃダメ

自己満すんませんした

たばこーたばこー

おやすみなさい

同居人のこと　

2つ年上の、彼氏
同棲しはじめて2年くらいかな

ぼくが知ってる人のなかで
誰よりも優しくて
誰よりも嘘つき

すぐ喧嘩もするし
浮気だってする
ぼくも、ね

でも、額をつきあわせて
幸せってなんだろう、とか
生きるってどういうことだろう、とか

ばかみたいに、真剣に
深く、強く、汚く
交わりあえるのは彼だけ　

だから何度も
仲直りをする

彼はぼくのところへ
帰ってくる

必ず

そんなぼくたち

今日はよく寝てる
寝てるときがいちばん好き

明日は、誰に会いに行く？

ぼくは明日も君を待つ
この家で、このベッドで

こんな幸せが続けばいい

わがままを言えるなら
君が会いに行く誰よりも
ぼくが想われていたら

愛されていたら

えむぶろ、再登録

ずっとまえ、学生の頃に日記をぼちぼち
書いてたけど

当時の恋人と別れて、全文消しちゃった
いまごろ後悔してる
時間が経てばなんでも
思い出にできるんだなって

今度は、消さなくていいように
思い出にしなくていいように

きみとずっと一緒にいたい
きみでおわり
ぼくのおわり