三日月夜話
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3day Bouz Photo Diary

バレンタインデーって本当は何の日?
・・日時計(Diary)
2008/02/20/Wed 03:08

バレンタインデーは、女性だけが愛の告白をする日っていうわけじゃないって記したら、びっくりした人も結構たくさんいらしたので、ちょっとだけ「バレンタインデーって本当は何の日」なのか、書いてみますね。

(「Ensyclopidia」で調べたり、知人に聞いたりして知っていることだけですが(^_^;)
 あ゛因みにわたし、キリスト教徒じゃないです。)



バレンタインデーは、チョコレートを贈る日だって思ってる人が多いけれど、それはチョコレートメーカーが考え出したことなんですね。

謂れとしてはいろいろだけれども、「バレンタインデー」とは、「Saint Valentine’s Day」、聖バレンタインの日という意味。
この「バレンタイン」というのは、バレンタインさんという人の名前から来ているんです。

この人は、西暦3世紀のローマに生きていたキリスト教の司祭さまです。

時の皇帝が、若者たちが戦争に行きたがらないのは、愛するものたちを残して去りたくないからだと信じ、結婚を禁止してしまいました。
それを哀れに思ったバレンタイン司祭は、愛し合う二人を内密に結婚させていました。

それが皇帝の耳に入って逆鱗にふれることとなり、当時のローマは、キリスト教が迫害されていたこともあり、皇帝はバレンタイン司祭に罪を認めさせ、改宗させようとしたんです。

でもバレンタイン司祭は頑なに拒否したため、投獄され、西暦270年2月14日に処刑されてしまいました。

それから200年後、この時季にローマで行われていた豊穣のお祭りがあって、その守護聖人として、殉教したバレンタイン司祭が祭られました。

そうして次第にこの日に、恋人や友達、家族など、お互い愛するもの同志が、カードや贈り物を交換するようになっていったというわけです。


バレンタインデーは、司祭が処刑された日。
本当は、哀しい日なんですね。

でもそれが後の時代になって、こうして愛を語らったり、感謝の気持ちを送り合ったりする日になったというのは、素敵なことなのかも知れません。


だから、お菓子メーカーの策略に踊らされない、自分色の愛を伝える日にしたいですね。


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