★ 青と紅の日
・・日時計(Diary)


22年前に他界した、母のお墓参りに行って来ました。

この日はひどく暑い日で、なんと気温38℃！
退院したばかりの父親にはしんどいだろうと思って、14日にchimomoと二人で行って来ようと思っていたのだけれど
早めに退院して、16日に行くと言って曲げないの。
頑固だから、１度言いだしたら引かないから…。

いつもの年は、この盂蘭盆にはトンボが飛んでいたりして、吹き渡る風も何となくひんやりしてくるものなんだけれど
今年は湿度が高くて、更に気温も35℃を越える日が多くてつらい気がします。
切り開かれた丘の上にある墓地の周りには、蝉の抜け殻がたくさんあって
降るような蝉時雨でした。
太陽の光が痛いくらいで、暑いというよりは「熱い」と言った方が合ってる感じ。
ぐったりしながらも、母のお墓を綺麗にお掃除して、お花をいけると
何だかとても心が穏やかになるんですよね。

お盆は、自分自身とも向き合う日なのかも知れませんね。
入道雲の浮かぶ夏空に、百日花が映えて綺麗でした。
青空の青と、百日花の紅がまぶしくて、ちょっと哀しくなりました。

22年過ぎても、やっぱり無条件に甘えられる存在の母がいないのは寂しいです…。

酷暑の日はまだまだ続きそうだけれど、蝉の抜け殻の横に女郎花（おみなえし）が咲いていたりして
少しずつ秋が訪れて来ているんですねぇ…。

年代モノのクーラーが、とうとう壊れてしまいました。
高温多湿にひどく弱いわたしが、この「熱さ」の中、どうやって生きれば良いのでしょう…。

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