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ふたご座流星群
・・日時計(Diary)
2007/12/17/Mon 15:13
日付が変わって15日の深夜、ふたご座流星群が降りました。
観た人はどれくらいいらっしゃるのかな。
わたしの周囲にも、娘の大学でも、この夜、空を見上げた人はいませんでした。
ちょっとしょんぼり。
最近は空を見上げる人も少なくなったそうです。
東京は幸い、少し雲が出ていたけど、よく晴れていて、三日月も夜早いうちに沈んでしまったので
空が暗くて好条件が揃いました。
大気がよく澄んでいて、珍しくたくさん星が出ていました。
中でも19日に大接近する火星が、とても明るくて、その美しい赤い色が目を引きました。
気温は5℃。
足下から寒さが上がってくる感じ。
たくさん着込んで、熱いコーヒーを持って準備万端。
極大予想は午前3時だったのですが、早めに降り出すというニュースを聞いて
23時過ぎに出動しました。
見上げてすぐに、ひとつ。
10分後に、ふたつ。
30分後には、とても明るい星が流れました。
2002年の時ほどの流星痕は観られなかったけれど、予想外の明るさで感動しました。
本当に綺麗でした。
涙がこぼれるくらいの速さ。
光の尾を引きながら、一瞬、精一杯に輝いて消えて行く流れ星。
それは最期の光。
何度も流星群は観ているのですが、何度観ても胸の奥が熱くなります。
娘と二人、熱いコーヒーの湯気に寒さを忘れ、2時間ずっと夜空を見つめていました。
2時間に10個。
東京の明るい空の下にしては、結構キャッチできたかな?
冬の流れ星観察は、コーヒーやほかほかの肉まんを持って暖を取りながら愉しむと最高ですよ。
わたしが冬が好きな理由は、どんな季節よりも温もりを感じるから かな。
月や星を観るのが好きなのは…
こころの容量が広がるような気がするから。
自分のちっぽけさがわかる夜でした。
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