★ ２年間、お疲れさま。
・・日時計(Diary)


今日は３月終わりの日。

我が愛娘クンが、２年間の任期を満了して仕事場である大学を去る日。
彼女は卒業した大学の研究室で、助手として勤めていたの。


雨の日も、風の日も、猛暑の日照りの日も、大型台風が上陸した日も、そして大雪の日も。
風邪を引いて、熱が38度あっても。

一生懸命に仕事に取り組んだ彼女。


友達ができなくて、泣きながら研究室を訪ねて来た新入生をいたわり。
単位を落として不安になった学生には、親身になってアドバイスをして。
ついつい物事を忘れてしまう先生方に、半ば呆れてしまっても、何度も同じこと教えて差し上げたり。


心を尽くして働いた彼女は、たくさんの人たちに愛されて、無事に任期を終えることができた様子。

彼女も仕事をやり終えた充実感と解放感、そして先生や学生さんたちと別れる寂しさとで胸がいっぱいだろうけれど、わたしも何だか万感胸に迫る思い。


彼女が大学４年の時にリーマンショックで、就職は超大氷河期に。
だから進路を選ぶ時は、ホントによく喧嘩したものでした。

この助手の仕事はたった２年の期間だけなので、任期満了して退職したらまた就活しないとならないから と、最初は娘クンも迷っていたのだけれど。


でも本当に良い経験をさせて頂いたと思うんです。
それは彼女のこれからの人生にとって、大きな自信と栄養になるんじゃないかと思います。

帰って来たら「２年間、よく頑張ったね。お疲れさま♪」って、
いっぱい褒めてあげるつもりです。

娘クン、次の仕事、まだ決まってないから、母親としては心配なんだけれど…‥
それはちょっとしばらくわたしの心の奥に隠して、そっと見守っていることにしましょうか。

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