三日月夜話
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3day Bouz Photo Diary

熱い風のように
・・Anime/TV
2011/04/19/Tue 13:37

「JIN〜仁〜」完結編が始まりましたね。
謎がすべて明かされるそうなので楽しみにしていました。

わたしは幕末というあの激動の時代に、とても深い思い入れがあるんです。

2時間のスペシャル枠として、ドラマのテンポもスピーディーで面白かったです。

でも、ちょっと飛ばし過ぎかな。

歴史に興味の薄い人には、佐久間象山がどんな人だったのかとか、久坂玄瑞が何をした人かとか、さっぱりわからなかったと思うんですよ。

蛤御門の変だって、西郷さんや新選組の関わりだってわからなかったでしょ?

佐久間象山役に大俳優の市村正親さんを抜擢したのだから、そこはまるっと1話分取ってほしかったです。
あの鬼気迫る形相で伸縮ネットの首飾りを投げつけ「救え!」と叫んだ演技力。
炎の中を駆け抜ける仁先生。
もっと長く見たかったです。

久坂玄瑞のドラマも、もったいなかった。
彼は医者でありながら、奇兵隊の前身を築いた人ですし、もっと龍馬との絡みが見たかった…。


わたしは子供の頃から龍馬が好きということもあるのだけど、日本をより良い国にしたいという一念だけで、たくさんの若者たちが熱く燃えていた時代、そこに惹かれているのかも知れません。


何故、そんなに熱く国を思い、命をかけることができたんだろう。
今のこの時代に、そんなことできる人っているのかな?


今、語られてる歴史って、出来事の上辺しか記されていないんじゃないかって思うんです。

佐久間象山がドラマのように、瀕死の状態でも助けられ、違う死に方をしていたとしても、歴史にはただ「暗殺」としか書かれないんでしょう。

龍馬にしても、仮に暗殺を防げたとしても、翌日階段から落ちるなどの呆気ない死に方をするかも知れない。


歴史はやっぱり書き変わることはないんだと思うのです。

そう簡単にはヒトの運命を変えることなどできなく、また歴史を変えることもできないのかも知れません。


熱い風のように、時代を駆け抜けて行った龍馬がとても好きなわたしとしては、これから先の進展が楽しみなのです。
亀山社中のことやグラバー邸も出て来るそうですから♪

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