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『message』に泣いた熱い夜
・・Music
2010/08/30/Mon 07:29
一向に静まる気配の無い猛暑日の8月25日。
愛するナイトメアの武道館ライブに行って来ました。
彼らが開く武道館ライブは、これで3回目。
そして今回は、デヴュー10年目の記念すべきライブ。
その善き日に、シートが1階西の花道の傍という、とんでもない幸運。
ステージを正面から見ることはできないけれど、メンバーのみんなが入れ替わり立ち替わり、花道にやって来るので、ドキドキワクワク。
オープニングの演出が、いつもとても素敵なんだけど、今回はまたビックリな効果で。
ステージ中央の風船が、どんどん大きく膨らんで、10作品のジャイアニズムのイントロを繋げたSEをバックに(これが素晴らしい曲なんです)、そのballoonをスクリーンにして彼らの10年の歩みが写し出されて。
そうしてBig Balloonを割って、彼らが出てくるのです。
卵から孵化するみたいに。
10年は一区切り。
更に成長するという意味が込められているような。
新曲の御披露目もあり、その音はどんどん充実して行くけれど、この武道館ライブで一番胸を打たれたのは、『まほら』に続けて『message』を演奏してくれたことでした。
『まほら』はレクイエム、『message』は瑠樺くんが他界した友人に向けて描いた曲。
わたしには昨年に急逝した親友がいます。
一周忌が過ぎた今も、彼女がもう居ないという哀しみを軽くすることができないままです。
だからおこがましいけれど、なんだかわたしは自分への『message』のように思えてしまいました。
泣けて 泣けて。
心の奥から、泣いてしまいました。
『投げ捨てた過去を抱いて 時計は動き出す』
そうですよね、いつまでも時計は止めていてはいけないんですよね…。
毎回、強く感動する武道館ライブなんだけれど、今回のライブは、胸にとても沁みました。
武道館のタマネギの上に、優しい橙色の満月が架かっていました。
彼らも見るかな…。
そんなこと思いながら、ラストに思いっきり柩くんにLoveできて、最高に嬉しいキモチで帰路についたのでした。
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