★ 引退に花束を
・・日時計(Diary)


４年間の任期付きの仕事が、９日に全て終わって、引退式がありました。

この引退式のパーティーは毎年開かれていて、わたしも代々の先輩たちを送り出して来ました。

順番とは言え、とうとうわたしも追い出される… いえいえ、引退する側に。



写真は、お祝いに頂いた花束。


苦しい時期を乗り越えた相棒は、わたしより１年後の代。
花束を手渡しされて、思わずしっかと抱き合って、うるうるしてしまいました。

この仕事、やっぱり引き受けて良かったな…。

断っていたら、こんな素敵な人たちに逢うこともなかったし、充実した時間も得ることはなかったでしょう。

もちろん、人間関係に疲れた時もあったし、トラブル続きに心身共にへたれた時もありました。

でも、どんなことでも、困難の無い仕事なんか無いんですよね。

なんとか乗り切れたから、こんな充実感が在るのかもしれません。


『人は集団の中にあって、初めて自分の存在価値に気づく』

銀ちゃんだったかな。
この台詞。

自分の存在価値とか、存在理由とか、それはやっぱりわからなかった気がする。

でも、相手を認めることで、自分もまた認められるということ。
何ができて、何ができないのか、どうしたら良いのか見えた気がした…。

それで良いのかもしれません。


*ここからは引退式後のお話*


遠くから参加しているメンバーさんは、夜遅くなると帰宅出来なくなってしまうので、パーティー会場になったホテルに、お部屋を取っていました。

引退式が終わったあと、みんなで押しかけて、シングルの狭いお部屋に11人、わいわい♪と楽しく酒盛りしちゃいました。

なんだか修学旅行みたい♪

ちょっと寂しくて、ちょっとくすぐったくて。
素敵な思い出になりました。
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