★ 全てを滅浄するために。
・・Game


『モンハンライズ：サンブレイク』の最後となるアップデートが、６月８日に配信されました。

最後となるモンスターは────

原初を刻むメル・ゼナ でした。

メル・ゼナが来るんじゃないかというわたしの予想は、半分だけ合ってました(^^)

この「原初を刻むメル・ゼナ」と闘うと、その生態の歴史とか、噛生虫キュリアに寄生される推移とかがわかるというわけですね。

狩猟の師匠である娘と一緒に、メル・ゼナと闘っては、「一番最初のキュリアに侵蝕されていないメルって、どんなだったんだろね」なんて、よく話していたんです。

原初メルは、精悍な顔つき、白銀に光り輝くような姿、筋肉質で筋骨隆々な逞しさ
そして翼の内側は、魅入ってしまうような美しい青
とても美麗な姿をしていました。
まるで誇り高い騎士のような。

今まで闘ってきたメル・ゼナの、ドラキュラ伯爵を思わせるような姿、胸元や手脚に纏っていた赫いふさふさは、あれはキュリアの寄生によるものだったのですね。

MR10で受けられるこのクエスト、このヒトはかなり強いので、MR10に到達したばかりのチカラでは、抗えるような相手ではないと思うのです。


さて。
原初メルさんの尻尾を頂戴し、彼の繰り出す５連撃をかわし、奮闘しました。

キュリアが原初メルさんを襲い、噛みつき、侵食が進むに連れて、このヒトは形態変化をします。
今まで闘い慣れ、見慣れて来た赫いメル・ゼナと同様の「血氣覚醒状態」になり、更に「血氣烈昴状態」に変化すると、白銀の甲殻は黒く蝕まれ、翼膜は禍々しい紫色へと変色します。
キュリアを伴った攻撃もより熾烈になり、更に攻撃速度も上がり、闘いも激烈を極めます。

瀕死に近くなって来ると、キュリアによる侵食が極点に達して、最終形態の「血氣蝕烈状態」に移行します。
全身は闇のような漆黒に変貌し、翼膜や甲殻の隙間からは燃え盛るような赫色の光が溢れ出すようになります。
この状態になると、息つく暇すら無いほどの無慈悲な猛攻で追い詰めて来ます。

この、キュリアの爆発的なエネルギーがその身体を蝕んでいる最中、時々その力に抗っているかのような、苦しそうにもがくような仕草を見せたりするんです。
まるで理性が残っているかの様に。

白銀に輝く、誇り高い騎士が、闇に堕ちて行く姿のように。

なんだか胸が痛くなって来てしまいました。


このクエスト「滅浄の裁き」は、特殊で、原初メルを討ち倒すと、剥ぎ取りができません。
クエストはクリアですが、更に「その先へ」続きがありました。


「そして終焉へ────」につづく

話題:モンハンライズ：サンブレイク

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