雪の季節に花見を
薄桜鬼夢小説(序章)
2016/05/14 02:22
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私は、どうしてここに居るのだろう。

さっきまで買い物から帰路についていた筈なのに。

目に映るは日本の情緒ある長屋風景。

足に伝わるは砂地の感触。

空には電線一つ無い広い景色。

「……帰りたい……」

一人でそう呟くのも、既に滑稽だった。






「やぁ、礼央ちゃん」

「……誰」

突然現れたのは髪の長い男。

色は銀色に輝き結ぶなどせずにばさばさと風に揺れている。

「まぁまぁ、そんなに警戒しないでー」

男は手をひらひらとさせて可笑しそうに笑うと、私の顔を見て目を細める。

「君に、お願いしたいことがあるんだ」

男は、自分は神だと言った。

















主人公:水無月礼央(みなづきれお)

年齢:18

家柄が良く幼少から様々な習い事をさせられていた為体術や剣術に心得がある。


家柄の細かい設定は特に無いです。縁を切ったってくらい?(←おい)
主人公の容姿は中性的も中性的、誰がどう見ても男か女かわからないような感じです。
前髪が伸びっぱなしになっていて左目が隠れています。一君の逆だね。
後ろの髪の毛は背中の真ん中まで伸びていますがうなじで一纏めにしてあります。
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