【EMPTY PLANET】
■遠い未来。太陽が消滅して400年が経った。
夜の惑星(空の惑星とも)と呼ばれる『地球』に、人類は古くから発展させてきたテクノロジーを頼りに陰気に暮らしていた。
■ティル・オーレンドルフ
元火星調査団の調査員。宇宙船の操縦士をしていた。現在は宇宙衛生センター研究所で隔離されている、アレスモルブス罹患者。
目の前で仲間たちが苦しんで死ぬ様を見た事から、精神的に参ってしまっている。
宇宙船操縦士になった理由は、幼き日のジーメンス少年から「お前背が高いからパイロットになれよ!俺の代わりに夢叶えてくれよ(笑)」と言われたから。特に夢もなかったし、目指したらなれた。
■ヴェンデル・ジーメンス
オーレンドルフの担当医、宇宙病理学者。
オーレンドルフとは幼馴染みである。
小柄な眼鏡。卑屈な物言いをする。眼鏡を外してもイケメンにはなりません。普通のド近眼塩顔おじさんになるだけ。
医者になった理由は、幼き日のオーレンドルフ少年から「お前賢いから医者になれよ!で、俺が病気になったらタダで治してくれ!(笑)」と言われたから。特に夢もなかったし、目指したらなれた。
■タミー=メイ
金星人の医学留学生。宇宙病理学を専攻している。ジーメンスの助手をしている、まじめな性格の女性。