話題:音楽

そういえば昔はラップも聴いてたな〜と思ったのはTwitterでヒプマイの話題に触れたから。

初めて聴いたラップはEAST END×YURIだったけど、喋ってるCDという認識だった、ただ喋ってるのをラップだと思っていた、凄く流行ったしあれはきっとソフトなラップだったんだと思う。(ダヨネ〜)

そんな折、兄が突然我が家に持ち込んできたキングギドラのインディーズ、空からの力だったか。とにかく我が家に黒船来航。

それはもうわけが分からなくて、どこで息継ぎしてるんだろ?って不思議でしょうがなくて、母親なんかは「若い子には念仏のCDなんて流行ってるのか」なんて言い出すし、私からしてもダミ声の念仏にしか聞こえなかったんだよね。

なんも情報が無いままにいきなり聴くとそんな感じ、なんだか不思議な初体験だったのを覚えてる。

不思議なもんで、毎日聴いてるとリズムが体に染み付いて、ラップが聴ける体になっていた、人間慣れるもんだ。

キングギドラで慣らしを終え、割となんでもいける様になったところでまた我が家に持ち込まれたのがレゲエ、三木道三、めっちゃ流行ったやつ。

レゲエはドレッドヘアーにラスタカラー、ボブ・マーリー信者はボブ・マーリー化してるみたいな、お香くさい部屋にマリファナのフラッグを貼ってるみたいな、見た目の事しか知らなかったので音楽を聴いたのは三木道三が初めてだった。

当時は結婚しようねーなんて言い合う人がいたのでそんな彼と一緒に聴くのが幸せだった、三木道三の歌声とゆったりしたレゲエサウンドと豊かでは無いものの幸せな生活。そんな思い出とセットになっている。

ヒプマイの話題からふと三木道三を調べたら、現在はDOZAN11という名義で活動しているという事が分かった。
あの頃の幸せなBGMを提供してくれていた彼は相変わらずの歌声で、とことんポジティブな歌を歌っていた。

インタビュー記事には過去に大怪我をして、リハビリが間に合ってない状態であのヒット曲を生み出したとあった。
その後も体調を崩したり寝たきりになったりしていたそうで、その状態を乗り越えてあんなにポジティブな曲書いたの???ととにかく驚いた夜中の3時。

ちょっとしたポジティブは毒にしか見えない私だけど、ここまでポジティブだと良いもんだなって思った。

半端じゃないんだよね、人類や地球に向けて書いてる・・・壮大なフリってきっと簡単だけど、壮大なのって出来ないよ。
知らないものにはなれないもん。

やっぱりあんだけ人の心を打っただけあって今も凄いなと思った。

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