こんばんは。
隠密です。
いつかお話した、チーム蒲生(がもう)VSチーム伊達のふざけにふざけた毒盛り(のふり)合戦！
今回は、チーム蒲生の伊達家に対する仕返し、また、そのアホな攻防をお話したいと思います。
もちろん今に伝わる逸話です。
……？！
伊達政男
｢ちょｗアホとか言うなやｗｗ｣
………
チーム蒲生の隊長、蒲生氏郷(がもう･うじさと)、彼は前回の話を含め、色々とふざけた伊達政宗にめちゃくちゃムカついていた。
もちろん隊長がそうなら自然とチーム内にもそのムカつきは伝染し、特に量産型蒲生(親族でも何でもないのに忠誠心や褒美として蒲生を名乗りだす)の一人、蒲生郷成(がもう･さとなり)は、チーム一番の復讐の鬼と化していた。
蒲生郷成
｢政宗ェ～！チーム蒲生をナメくさりやがってぇ！な～にかギャフンと言わす方法はな……ニヤニヤ…グヒヒヒ…イェース！さてさて忍びの衆よ、ちょっと来い。｣
忍者
｢ハッ！！！｣
蒲生郷成
｢近々、伊達家が江戸に出向く機会がある！そこでだ…コショコショ…クックックッ……頼むぞ？｣
忍者
｢ちょｗマジで言ってんスカｗ｣
蒲生郷成･忍者
｢クックックッ…イエッ！ウィーキャッ！！！パチンッ！！！｣
気味の悪いハイタッチで締めくくった彼ら、政宗率いる伊達家ご一行が江戸へ向かう時を待つッー
伊達政宗
｢ヨッシャー！！！朝だぞワロスｗｗｗ江戸城殴り込みだコラｗ｣
伊達家重臣･片倉小十郎
｢政宗様ァ！道中、我らの華々しい行列で、改めて権威を見せつけてやりましょうヨ！グヒヒヒ…｣
伊達政宗
｢あ、それナイスｗさてさて私のカワイイお馬ちゃんも着飾りま
伊達政宗
｢ちょｗｗｗ馬の尻尾短くなっとるｗｗｗしかも全部ｗｗｗふざけんな誰の仕業だコラ！！！｣
片倉小十郎
｢プッｗマジダセェｗｗｗ政宗様、これどうするんスカ？｣
伊達政宗
｢フフフ……コトワザにあるだろ？能ある馬は…尻尾を隠すッ！｣
片倉小十郎
｢さすが政宗様！ってんなコトワザねぇしｗｗｗ大丈夫かよｗ｣
そして華々しい伊達家の行列が江戸へ向け街を闊歩して行ったー
ガヤガヤ…
農民A
｢さすが我らの殿様、政宗様じゃ…惚れ惚れしてしまうのぅ…｣
農民B(に扮した郷成の忍者)
｢ホントなら写メでも撮りた
農民B(に扮した郷成の忍者)
｢う、うわぁああああああああ！！！な、何じゃあのキモい馬は！ケツ丸だしｗｗｗダッセェｗ｣
(俺が切ったときより短く…ってか尻尾無くなってやんのｗｗｗ)
農民A
｢アホが！オメェありゃさすが政宗様だべ？かぶいておられる…｣
農民B(に扮した郷成の忍者)
｢え……？あ、うん。｣
(何なのコイツ等怖い。)
こうして蒲生郷成の仕掛けた｢馬の尻尾短く作戦｣は、政宗の常軌を逸した返しで失敗に終わった…
………
天才は色んな面で頭がキレるといいますか……お馬ちゃんが一番可哀想だというお話でした。
ではまた！
