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2013.12.23 /児童書
薄紅天女
著者/荻原規子
発行/徳間書店

東の坂東の地で、阿高と、同い年の叔父藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた…あなたは私たちの巫女、明るい火の女神の生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の国へ向かう阿高を、藤太と仲間たちは必死で追う。そして「私は阿高を捜しに来た」と語り、追跡に加わる都の少将坂上田村麻呂の真意は……?
一方西の長岡の都では、物の怪が跳梁し、皇太子安殿皇子が病んでいた。兄を救いたいと思いつめた十五歳の皇女苑上は、少年の姿をとって「都に近づく更なる災厄」に立ち向かおうとするが……?

巫女の力を受けつぎ勾玉を輝かせる「闇の末裔」の少年と、「輝の末裔」の皇女の運命の出会いと、神代の「力」の最後の火花とをきらびやかに描き出す、待望の「勾玉」三部作完結編!





昔の本を(略)。
言わずもがなです。もはや語ることがないレベルで何度も読み返してますがいまだに図書館で借りてます、いい加減文庫がほしいところ(´・ω・`)
勾玉シリーズは逆から順に読むのが好きですね、最後に狭也や稚羽矢や鳥彦の話を読むとほっとします。
しかしながら阿高と苑上が好きすぎて、昔っからこういう微妙な距離感と無愛想なキャラクターやそれに負けない強いヒロインというのが好きなんだなー、とか思ったりします。狭也は天然な稚羽矢を守るお姉さん的なイメージで、遠子と小倶那は幼馴染みだからまた特殊な距離ですしね。一番どんぴしゃなのが苑上と阿高なのでした……



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