きじ。

こんにちはヾ(・v・ヾ)〜

きじ、とタイトルに書いてみて、皆さんはどんな漢字を当てるだろう、と想像しました。

“記事”が一番多いのかな、やっぱり。

“雉”と浮かんだ方もいるかもしれません。

しかし、今回の“きじ”は“生地”が正解です\(^ー^)/

お買い物日記を書きます♪

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小花柄の生地です(*´∇`)

病院の前で購入。

茶色はスカートにして、緑は襟の付いた服でも縫おうかなぁ…。

妹に見せてみたら「合わせ易いのは茶色だけど、春らしいのは緑だな」と。

成程(^-^;)

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手芸屋さんの生地(・v・)

フルーツ柄、アリス柄、パッチ柄です。

とても可愛くて、発色も鮮やかで、バッグなんかにしたいですね(*´∀`*)

買ってみて、タグを見たら“for kids”とありました。

あぁ…だから母から私の趣味はガキだと言われるのかなぁ(´`;)

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ラスト。



手芸屋さんのオーガンジーです♪

意外と縫い易いですが、薔薇を作るのが難しいです(汗)

手が追いつかない彼方さんです(^-^;)

薔薇を作り、ヘアピンにしたかったのですよね…。

オーガンジーで作ると、とても良い雰囲気です(*´∇`)

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人から買い過ぎだと言われましたが、何も一気にこんなに買う訳じゃないです(´=ω=`)

何ヶ月かに跨がってる事があるあるで御座います。

私にハンドメイドをするな、という事は、(お財布状況的に)無理してでも既製品の服を買い、且つ働くな、稼ぐな、と言いたいのか訊いてみましたが…

そうらしい(;´・ω・`)(爆)

私は私なりに、社会参加したくて必死なのですけどね(汗)

誰かの命に関わる様な作業だと、その誰かも自分自身も危険に巻き込む可能性があるから、軽作業を許してくれても良いのにな。

天帝妖狐/乙一/角川文庫


とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が……。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。

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表題作も大変面白いのですが、先ずは『A MASKED BALL』から感想を書きたいと思います。

“第二作品集”だそうですが、目の付け所が違う点が既に乙一の舞台装置の作り方の気がします。

携帯電話が普及した平成の今日この頃、とある高校のとある男子高校生が煙草を吸う為に使っていたトイレで、タイルの落書きを見つけます。内容は“ラクガキスルベカラズ”。

落書きをするな、と主張しているそれ自体が落書き。

それに吸い寄せられる様に集まった顔も名前も知らないメンバー達が、トイレの個室の落書きでメッセージを交換して行く、という物語です。

名前も各々添えてあるものの、当然偽名。

インターネット風に言うならハンドルネーム。

現代に置き換えたらそれこそ、掲示板やチャットやTwitterという物に変換されますが、それをトイレの落書きでやってしまう辺りが乙一の凄い所だと思いました。

最初は楽しくメッセージ交換に励んでいたメンバー達でしたが、やがて主人公である男子高校生の友人に危機が迫ります。

トイレの落書きをホラー仕立てのミステリーにまで昇華させ、読んでいてわくわくさせてくれます。

インターネットの掲示板を題材に同じ話を書いても、こんなにわくわくはしないと思う。

緩い結末も好き。

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『天帝妖狐』ですが、この物語は乙一の描くホラーの中でもかなり切ない部類に入ると思います。

乙一は“ホラー界の大型新人”以外に“切なさの達人”という渾名があるのです。

内容は上のあらすじに大方書いてあるのですが…。私は夜木の手紙と杏子の場面に因って交互に語られるこの物語に乙一の頭の良さを感じます。

夜木の手紙を読み、ホラーが最高潮に達した時点で物語は杏子の場面に移り変わってしまったり、またその逆もあったりして、怖いのもあるのですが切ないのも確かで。

夜木と杏子が祭りの通りまで歩くシーンはやけに印象的でした。

互いが他人行儀に、しかも声に張りを持たせて、外部の音はお囃子と喧噪が遠くに聞こえ、ぼんやりとした祭りの電球の明るさの中に互いの顔が見えて。

やがて来る別れに向かって、必死に何かを伝えようとする2人には胸を打たれます。

乙一が後から呼ばれる様になった“切なさの達人”はこの時点で既に頭角を現していると感じました。

言いたい事を言いたいのに上手く伝わらない、その事がこんなにも感動を呼んでくれるなんて、やっぱり乙一は素晴らしい演出家です。





ボクハ ナニモノデモナイ
ダレデモアリ ダレデモナク
ドコニデモイル

ピアノに向かう娘たち。

こんばんは、彼方です((ノ゜ワ゜)ノ

祖父がボケそうで怖いなぁ…。

「一緒に塗り絵塗ろうよ!」と話し掛けてみましたが、

鬱病患者みたいな答えが返って来ます。

祖父に見せてみた塗り絵を、載せてみようかなぁ。

***



某有名画家の有名作品です♪

これじゃないのを塗りたかったのですが、百均にこれしか無くて、、

黒髪の少女も金髪の少女も、ポイントに塗った赤で全く違う仕上がりになりました(*´∇`)


右上以外を塗った図。

ピアノの古めかしさを出すのが難しい…。



完成図。

やっぱり、赤が良い味を出しました。

手前の少女の金髪は、赤が無いと全然違います〜♪





はぁ…「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」が塗りたいです。

お店屋さんごっこ。

こんにちは\(^ー^)/

源氏パイもあるけど平家パイもある。。

そんなの常識。

と思っていたら、リア妹から「平家パイなんてあったんだな!衝動買いしちまったよ!」なんてメールを貰った彼方です♪

パイの詰め合わせなんかを買ったりもしていて、源氏パイや平家パイ以外に、チョコパイやジャムパイなんかを食べていたり…。

…パイって、バター沢山入っていますよね。

あぁ、太る(ノД`)

***

今日はお買い物日記。



あ〜…平たく言うなら、副資材、ですね。セリア製。

ありそうで無い、ココパーツが魅力的で、ついつい購入。下にある物ですね。

使える予感です(-_☆)+

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梱包道具のレースペーパーと折り紙、そして領収証。セリア製です。

アンティークな領収証、可愛いと思いませんか〜(≧ω≦)?

私は一目惚れでした…。

母の友人のオーダーには、今までは手書きで領収証を書いていたのですが、次からこれを使おうと思います♪

早速1枚使ってみましたが、

何だかお店屋さんになったみたいで、凄く嬉しい気分でした(//∀//)

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載せた気が限りなくしますが…セリアの副資材とキットです〜♪

パチンと開けるタイプの左上のストラップには、小さなモチーフを編んで閉じ込めます(*´`*)

海外のモチーフ本とか、また欲しいなぁ…。





今回は以上です〜(`・ω・)ノ

最近のセリアは益々イイ♪

霧のむこうのふしぎな町/柏葉幸子/講談社文庫



リナはおまわりさんの地図をたよりに、「霧の谷」へ向かった。森にたちこめていた霧が晴れると同時に見たものは、まるで外国へでもきたような小さな町であった。風変わりな町に住む、風変わりな人たちを、作者が心から楽しく語る手作りのファンタジー。講談社児童文学新人賞受賞。

(読んだのは講談社文庫で、所持しているのはその文庫と改訂前の講談社青い鳥文庫ですが、現在でも手に入り易い新装版の講談社青い鳥文庫のリンクを貼りました)

***

一時期流行りましたね、この本。

といっても、リアルタイムで「千と千尋の神隠し」の映画が公開された時期に読書の趣味があった方にしか流行っていないかもしれませんが…。

この本はあのジブリの名作、「千と千尋の神隠し」の原作になった小説です。舞台は違いますが。

意地悪な魔法使いのお婆さんに“自分の食い扶持は自分で稼ぐ”様に言われた小学生の女の子が、魔法使い達と一緒に事件を解決したりする物語です。

ちなみにハクに該当するキャラは登場しません。私の主観ではいない様に思えました。

舞台は“霧の谷”という地名で知られる、霧の多い町で、ふーっと霧が解けたらそこには町があった、というくだりは少し「千と千尋の神隠し」の雰囲気に近いかもしれません。

只、この物語で現れた町は北欧やドイツを連想させる童話チックな可愛い町でした。

私のイメージ的には同じ魔法使いなら「ハリー・ポッター」に近いと思いました。

人々は魔法使いなので人間にはナンセンスだと思える事をわざわざしたり、また心掛けが人間とは違っていたりするのですが、夢見がちな方だとそういう所に心が惹かれると思います。

四季の花がいつも色とりどりに咲いている庭、食べても太らないお菓子を作るお菓子屋さん、人間が姿を変えたという瀬戸物を扱う骨董屋…。

最初はリナも魔法使いの魔法に驚いてばかりいたのですが、段々町の人達に認められ、愛されて行く様子が心暖まります。

リナが下宿している魔法使いのお婆さん…ピコット婆さんというのですが、彼女だけは偏屈でリナに意地悪をします。

でも負けずに笑い飛ばすリナが素敵。

どうも“魔法で作業”をしたり、“主人公に意地悪”だったり、“主人公にだけ心を開いて”いたり、「ハリー・ポッター」と重なります。

魔法が使えなくても、一生懸命に何かに打ち込む姿はそれだけで奇跡を起こせる、と思いました。

逆に魔法が使える事をおごって一生懸命さを失ったら、この町では生きて行けないと思います。

やっぱり児童向けなので、所謂ご都合主義だと思える場面もありましたが、逆に冷や冷やしたりバッドエンドを想像したりしないで済みました。

逆に言うならご都合主義なのでは無くて、本当に一生懸命さが奇跡を起こしていたのかもしれません。

そんな場面を読んでいると、やっぱり何事にも全力で打ち込むという事は大切だと思い知らされました。

全力だと成功した時に嬉しいですし、失敗しても悔いが残りませんからね。

期待を裏切りません。

良い意味でも悪い意味でも本当に期待を裏切らず、ほんのり心が暖かくなる小説です。

***

冒頭は読み辛いと思う方もいると思います。東北北部の方言を使うお巡りさんが登場しますが、頑張って読んでみて下さい!

東北北部というか、リアルに私の近所にいそうな言葉遣いばかりで、私にはむしろ読み易かったです。

…という事は、霧の谷の舞台は私の近所にあるのかもしれません(笑)





「あいかわらずみてえだね。でも、欠点のない人間ほどつまらねえものもねえんでさ」
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