Love

話題:ごめんね、ありがとう。

この世界は、たくさんの残酷さとほんの少しの優しさで構成されている

この世界は、たくさんの不幸せとほんの少しの幸せで構成されている

でも私は、幸せなことだけに焦点を合わせていれば、ずっと幸せでいられると信じてる


ご飯が美味しい、天気が良い、あったかい布団で眠れる、大好きな友達がいる、打ち込める趣味がある、上司や先輩と仲が良い

例えばそんなこと。

家族の確執、父親、健康面、過去のトラウマ、知人の裏切り、仕事の課題

嫌なことや辛いことなんて、それはもちろんいくらでもある

さようならをしたくない人と別れなくてはならない時がほとんどで

そしてそれは突然やってくる


人は自己中心的で、気分屋だ

残酷だと思う



それでも幸せなことに目を向け続けていれば、世界は私に優しかった

いままでずっと、そうして生きてきた




彼が私を捨てない限り、ずっと側にいる

こんな小娘の一大決心は

いとも容易く、その前提条件である

彼が私を捨てない限り、という部分で崩れ去って

心のどこかで常に恐れていたことが、現実となってしまった


それでもやっぱり私は、信じたいことだけ、信じる

信じ続ければ、やがてそれは事実になる

真実でなくても、事実になる


だから私は、信じ続ける

真実がどうあれ、わたしは自分の幸せと事実で構成された世界で生きていたい

だから私は、信じ続ける

私の中で、ユキさんはいつまでも優しくて、ユキさんとの思い出はいつまでも綺麗なままだ

ユキさんの香り、ユキさんの淹れてくれたホットミルク、ユキさんがくれたお守りのリストバンド

2人でカフェオレを半分こしながら、くっついて歩いた冬の夜道

いつまでも話していたドライブの帰り道

くだらない言い合いでじゃれあった練習後

寝る前のディズニーのオルゴール

初めて抱きしめてくれた日

彼を、信じた日


ユキさんとの思い出は、あたたかくて優しいものだけ残しておきたい

私の想いや行動は報われなかったけれど


人を愛する喜びを教えてくれたのは、

人に優しくする素晴らしさを教えてくれたのは、

確かに彼だったから





今日の夜

もう一度だけお話をしてくるけれど

もう修復不可能なのは私が一番よくわかっている

だから今日が最後



明日からは、コーチと教え子

きっとそれ以上はなにもない、そんな関係のふたりで

私は教え子という立場から、彼を応援し続ける



とても長くてとても甘い、優しい夢を見ていた

01/26 16:07
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-エムブロ-