21:43 2013/3/3 (0)
あるときは犬を思慮深く選ぶ人が、あるときは平気な顔してあんなことを言う
信じられる?
同じ人間から色んな人格や性質が飛び出してくる
人は一人でも、一人の人間のナカには複数人の自分が潜んでる
私たちはその複数の中の一人を見て、満足してる
たくさんの自我があるってこと
二重人格もある筈だ

ある人にとってその人が命の恩人であっても、他のある人にとってその人は親の仇である悪人かもしれない
大量殺人してる人が、実は動物愛護者かもしれない
動物にとっては正義でも、人類にとっては危険であり悪な場合もあるから
動物を守るために人を消すべきだと言う人もいるから

私たちは人が予想外の言動をすると裏切られたとか詐欺だとショックを受けるが、
実はそれは人を勝手に美化して安心しきっている者への報復なのかも
だって、その予想外の言動がもしかしたらその人にとってしごく当たり前の言動かもしれないから

99人にとって悪人であってもたった1人にとってでも善人なら、その人は確かに善人でもある
所詮、人の性質はその人の一部を見てレッテル付けしてるに過ぎない
だから、見えない所でいくらでもワルイコトをしていても、人に見られている範囲で良い人ぶっていればその人は確かに良い人なんだ
すなわち、一を見て十を見るような
この人は優しいだとか良い人だとか思慮深いだとか性格ブスだとか
安易に断定してしまうことの横暴性、攻撃性、危うさは計り知れない

何が是で何がべからずなのか定まらない世界の恐ろしさといったら…
ある人がした行動はご愛嬌だと許されて、他のある人が同じことをして非難されるように
何気ない一言が悪意のたっぷりこもった嫌味と同じように人を傷つけ、人を不快にさせることもあるように
物事の是非が定まらない理不尽な世界のなんと分かりにくいことか
生きにくいことか
何が是なのかわからない。どうしてみんなわかるの?

喜怒哀楽の怒と哀を省こうと必死な世界
喜楽こそ素晴らしいとするこの世界の横暴さ
感情までも制御することを強いて来る世の中
悲しいことがあっても笑え
辛いことがあっても怒りたいときも、 平静を装って、常に笑顔を浮かべていろというのか

不機嫌不機嫌というけれど、あんなこと言われて不愉快に思わない方がおかしい
不機嫌なんじゃなく、不愉快なんだ
嫌悪感を通り越して、もはや哀れ
憐憫の情
あの人は他を批判し陥れることでしか上に登りつめれない人
自分の能力が低いから他を陥れることで自分と公平にしようとする

疲れたら働くことから逃げて仕事放棄する人に言われたくない
 

あの徹底的な棚上げ主義はなんなのだろう
あんたの悪意のある言葉は
あの人の何気ない言葉よりよっぽど人を傷つけ、不愉快にさせるというのに
どうしてあの人だと許されるとゆうのか
そしてどうしてあなたは謝る?
そういうことは私のいない時に言って下さい
損な人、誤解されやすい人、
何を思ってそういう言葉を平気で口にするのか
何を言っても許される?何を言っても相手は傷つかない?
浅はかで想像力の乏しい行動

でもあの人の行動がまかり通ってしまう世界
力技で自分の言動を是にしてしまう
自分の発言や行動が是であることを疑わない

ああ、シアワセな人だ。
シアワセが似合う人?笑わせる。

ほら、あなたの大好きな皮肉をあげる。





-エムブロ-