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A Cup Of Tea
空腹ゲージが最高潮な時
道端に見つけたココス
勢いで頼んだハンバーグセット
かなり贅沢しちまった
2時間居座って多分元はトッてやったゼ
鼻水止まんねー(泣
なんか口元までたらーって垂れてくんゾ
「明日診療所行ってこい」
って恩師
またか?
バカ言ってんじゃないよ(突
50年おきにくる新型ウイルス繁殖の時期が迫ってきてるって?
そりゃあんた今話題のぶらっ○ぃまんでぃの見すぎでしょ
っと
何やかんやで鼻垂れな俺だケド
何ヵ月ぶりかに詩を書いてみた
目の前に差し出された一枚のビスケット
まだ幼かった私は「一枚だけ?」と口を尖らせた
すると老人はカップに残ってるわずかな紅茶をとても嬉しそうにすすりながら呟いた
「たった一枚とふてくされるか、一枚もあるじゃないかと感激するか」
老人の言葉の意味が分からず目を丸くする私
「手元にあるわずかな資源をいかに噛み締められるかなんだ」
問題は量じゃないんだよ、と付け加え
老人は幸せそうに紅茶を飲み干し
笑顔で息を引き取った
あれからちょうど10年
今 私の手元に一杯の紅茶がある
わずか一杯にいかに幸せを見出せるか
この一杯にかけてみる
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