Vivienne Westwood


お洋服のブランド。
パンクファッションの先駆け。
以前はSEX PISTOLSにお洋服を提供したりしていた。
作っているのは英国人のおばあちゃん。
エリザベス女王から勲章か何か貰う式典に、ノーパンで行ったファンキーな方。

反骨精神と同時にエレガントさを表現している二面性や、デザインそのもの、そして何より上品な所が好き。
かれこれ10年ぐらい好きです。

ショーなんかでは「それどこに着ていく用なの?」って聞きたくなる程奇抜なものがあったり、値札を見て「買えるかーい!」って叫びたくなる値段設定なものも多々ある。
あとデブお断り、みたいなサイズ展開を前にして途方に暮れたりね。

でも気に入ってるお洋服はやっぱりVivienneのものが多いし、着ると気分が明るくなって背筋を伸ばして歩きたくなる。
物ぐさな私がきちんと手洗いで洗濯してきちんと畳んで衣類をタンスにしまうようになったのも、Vivienneのお洋服を大事にしたいからだった。
そういう意味ではVivienneが、私を女にしてくれたのかも知れない。
なんつって。

所持している中で一番高かったのは、七万円の黒いコート。
五年前くらいに清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったんだけど、毎年着れてる。
カーディガンもかなり着こんでるのに、毛玉ひとつ見当たらない。
生地が上質っていうのも、このブランドの長所の一つだと思う。

ただ、大好きなんだけど、一度はやってみたいんだけど、全身Vivienneはさすがに出来ない。
アクが強いし着る人を選びやがるブランドなので、なるべく自分に合うものを選んでカジュアルにさりげなく着るのが理想です。

まぁ尤も、私みたいなもんだと「着てる」より「着られてる」感が俄然強いんですが。






-エムブロ-