ipod


中学時代はCDウォークマン、高校時代はMDウォークマン。
MDウォークマンが壊れてしまい、ipodを手に入れるまでは家の中だけでしか音楽を聴けなかった。
いつでも好きな音楽を聴けないことに、不便を感じていた。

そして一旦この生活に慣れてしまった今、これが無いと一人で外出するのが非常に億劫になってしまった。
特に電車などの公共機関や、人が大勢集まる所などでは欠かせない。
騒音や見ず知らずの他人の声を聞くのが我慢ならないのは、私の心が弱いことの表れなのだろうか。
それともただの我が儘なのだろうか。

しかしこれさえあれば、いつでも・どんな場所でも自分でいられる気がする。
例え目から不快な情報が入ってきたとしても、耳から流れる音によって動じることは無く、自分の世界を死守出来る気がするのだ。
だから私はこれを手放すことが出来ない。


私が使っているのはipod nano第二世代、4GB。
ipodの中では容量が小さい方だが、2000曲は入るもので、買った当初はこれで充分だと思った。
しかしあっという間に容量は埋まり、今では確実に足りないと言える。
しかしこれも現代人特有の我が儘なのかも知れない。