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生きる。

夕霧煙霧足の跡
僕たちはただ生きていく
少しだけ足りないものがあったとしたら
それはあなたの愛。
そうではなくて
きっと僕からあなたへの愛でした。

好きなことなんて全部忘れてしまったけれど
嫌いなことも思い出せないから
僕は幸せ
ずっとずっと生きていたいけど
僕は幸せ

リッセンマルク先生は言いました
君たちが大きくなって大きくなって、あの山に腰をかけられるくらい大きくなったら
私はそのころにはもう死んでしまっているかもしれないけれど
あなたたちは確かに先生を越えたのだと胸を張って言いなさい。
もっともっと生きてやると声の限り叫びなさい。
時には病気もするでしょう。
その時あなたたちはきっと、自分の中の確かな生を感じることが出来るのです。
もっと手っ取り早く生を感じたいなら一番近くの人を抱いてごらん。
温かいでしょう。
温かいでしょう。
あなたは泣いているでしょう。
さあ生きなさい。
生きなさい。
言いたいことは一つだけです。
生きろ。生きろ。生きろ。
生きろ。

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