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それは血のように

それは血のように赤い
いつだって嘘ばかり吐く唇でした
僕は愛していました
あなたの嘘も血の味も
痛むのはこのひびじゃなくて
辛いのはこの命じゃなくて
ただただ今ここに居ること
ここに在ること
僕が消えたらあなたは泣きますか?
僕を想って泣きますか?

それは血のように赤い
いつだって嘘ばかり吐く唇でした
僕は知っていました
迷い道をあなたは「ついて行く」と言い
それでも遠ざかる影を見て
立ち尽くすのは僕の方だ
ただただここに居たい
あなたのそばに居たい
それだけが僕の足を縛り付ける
僕が泣いたらあなたは笑いますか?
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