時期や積み荷の量、あるいはどこまで運ぶのかの差異によって引っ越しにかかる費用の相場は変わります。
お得に引っ越しをするためにも実際に動くより前に、出費の目安をつけるためにも、相場を分かっておくと良いでしょう。
大体の相場が分かったら、複数の業者に見積もりをお願いして、一般的な相場より安くてサービスもセットになっている業者を選ぶのが充実した引っ越しになるポイントです。
家移りも本格的になると、何といっても、当日しかできないことがたくさんあるので、作業は一日かかってしまうのが普通ですから、当日でなくてもできることは事前に終わらせておくことが大事です。
ライフラインである水道、電気、ガスなどの確保は確実に終わらせなければなりませんし、日用品など、引っ越す日まで使うと思うものは荷物の中でも目立つようにして、取り出しやすくしておくことも大事です。
洗濯機ですが、うちではドラム式のものを使っています。
以前一度だけ転勤をし、その時は単身赴任ではなく、家族で引っ越しました。
引っ越しの日、荷物を開梱していくと、濡れたダンボールを見つけたので引っ越し業者に電話をしてみました。
どうやら、洗濯機のホースに水が残っていることに気付かず運搬時の揺れなどで出てきてしまい、それに気付かないまま荷台に載せてきてしまった、ということでしょう。
箱が濡れていただけで、別段何か損害が出たわけではありませんが、ホースの中に残った水を抜く、ということは考え付かなかったので今度からはぜひ気を付けたいです。
いつ引っ越しするか決まった時点で誰でも必須なのが転出届を市区町村役場に提出することです。
この転出届、現在住んでいる市区町村で役所窓口で手続きするのが一番簡単ですが、郵送でも手続きできます。
忙しくて、役所の受付時間に間に合わないという場合は、委任状を添えれば、代理人が提出しても問題ありません。
実際の転居の2週間程度前から、転居届を出すことができる自治体がほとんどです。
法律上、賃貸物件からの引っ越しの場合、退去時に原状回復を求められますが、一方で経年劣化は避けられません。
入居者が壊したことが明らかとされれば修理費用が発生する可能性が非常に大きくなりますが、日焼けなど、避けられない変化は入居者の費用負担で直す必要はありません。
余計な心配をしないで済むよう、慎重に暮らすのが退去時に請求される費用を減らすことにつながります。