秋田県内 10人が熱中症の疑いで病院に搬送

07月11日 20時44分

県内では11日、これまでに少なくとも10人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

NHKが県内各地の消防に取材したところ、午後4時までに能代市で80代の女性と男子高校生の2人、湯沢市で80代と50代の女性の2人、大館市で70代の男性、北秋田市で80代の女性、潟上市で80代の女性、美郷町で80代の男性、横手市で30代の男性、由利本荘市で60代の男性の合わせて10人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

このうち、大館市の70代の男性は、農作業中に田んぼで倒れ、通りかかった人が見つけ病院に搬送され、中等症だということです。

また、能代市の高校では、午前11時ごろ、体育の授業でバドミントンをしていた男子高校生が吐き気や頭痛を訴えて熱中症の疑いで病院に搬送されました。

消防は、今後も暑さが続くことから水分をこまめに補給するなど熱中症の対策をとるよう呼びかけています。