新型コロナ変異株 変異株BA.5 「そんなに怖がる必要ない」「的を絞って対応を」

7/5(火) 18:24
テレビユー山形

山形県内でも先月に初めて確認された、変異株BA.5。
感染拡大につながるのか、専門家に聞きました。

山形大学医学部附属病院
森兼啓太 教授
「1〜2か月でおそらく日本で流行している株がBA.5に置き換わると思う」

山形大学医学部附属病院の森兼啓太教授は、オミクロン株の変異種「BA.5」の特徴をこう話します。

山形大学医学部附属病院
森兼啓太 教授
「やや免疫が効きにくい。BA.1とかBA.2に比べると、ややかかりやすい」

BA.5は、現在、主流とされるBA.2に比べて、感染力が強いと考えられるそうです。
全国的に、新規感染者が「下げ止まった」と考えられる今、県内への影響は?

山形大学医学部附属病院
森兼啓太 教授
「今、何か月かかかって感染者数が少なくなってきたが一次的に(感染者は)増えると思う」

デルタからオミクロン、そしてBA.2からBA.5。置き換わるごとに気になるのが、重症化の可能性です。

山形大学医学部附属病院
森兼啓太 教授
「ほとんどの人が軽症。そんなに怖がる必要はない。
高齢者やその周りにいる人たちはなるべくかからないようにするなど的を絞って対応すれば、
一般の人はあまり気を遣う必要はないのではないか」