開腹手術当日

7/31 とうとうやってきました。
手術は午後からだったので下剤を飲み、静かにその時を待ちました。
水分は6時以降は飲めないのでその前に持参した安定剤を飲みました。
そうそう、入院時には薬が被らないように処方されている物を持ち込みます。
ちょうど胃腸薬もなくなりそうだったので、掛かり付け医で処方してもらいました。
(この時は下痢が続いていたので

当日は実母と義母と夫が付き添ってくれました。

手術室までは手術台と共に自分で行きます。
当然といえば当然ですねvv 健康体だもの

何度もお手洗いに行っていましたが、
緊張して手術室に入る前に再度行きました。
元々トイレが近いのですが、この時は何度行っても心配で

(手術中にまた行きたくなったらどうしよう!?)

(本当に麻酔はすぐに効くの?)

とか考えていました。
全身麻酔だからそんな心配は無用なんですけどね(´口`;)
麻酔も2回くらい名前を呼ばれたあたりで記憶がないし…
そして気づいた時には部屋でした。
人工呼吸器も付けられていました。
特に痛みも吐き気もなかったですが、もう寒気で震えが治まらなくって!!
手術室が寒いかったからだろうと言われました。
こんなに震えがくるものなのかな?とも思いましたが、
でも開腹手術で直接中身が冷気にさらされているわけだから、
身体がついていかなくて当然なのかもしれません。


その後、震えは治まり少し喋れるように。
個室だったので3人ともずっとついててくれたんですが、
取り敢えず手術を終え、話せるようになったので少し話していました。
…大分かな
人がいると結構気を遣うんですよ
しかも個室だから声大きいし。
静かに寝させてくれませんでした
呼吸器がついているのに無理して喋って、外すと苦しいですし。
流石にすぐには起き上がれないので臥せってましたが。


・お見舞いは術後2〜3日くらいにしましょう。

・面会時間を守って、短めに(20分くらい)

・患者さんを疲れさせてはいけません。

・それが例え姑さんで、嫁が子供を産んだとして
孫の顔みたさでも毎日とか何時間も居座られるとはっきりいって迷惑です。



気をつけましょうね!!


そして点滴と一緒に痛み止めも投与されていますが、
看護師さんに「痛くないですか?」と聞かれました。
麻酔はもう徐々に切れかかりますからね。だから聞かれたんだと思います。
特に強い痛みを感じなかったんですが、
「無理して痛い思いする事ないので量を増やしますね」と言われ、量を調整されました。

当日の夜は何度も看護師さんが、尿の量と状態を見に来てくれていましたね。
もうこの時ばかりは看護師さんは大変なお仕事だなぁとつくづく思いましたよ^^;
とても心強かったけど、やはり人の気配がすると眠れないvv




開腹手術をするまで3

日付が決まれば早いものです。
入院するにあたって問題がないか色々検査をしなければなりません。

この検査をする事によって合併症が起こらないかどうか確認するのです。

造影剤を用いたMRI、これはより詳しい検査を行うためにされます。
それから血液検査、心電図、胸部のX線、呼吸器検査。
心電図に引っかかりましたが、女性は多々これに引っかかるようで
問題ないと言われました。

この一週間は本当に慌しかったです。
検査検査の毎日と入院準備。
入院が初めてだった私は必要なものを用意しました。

入院に必要な物は病院側から教えてくれるのですが、
やはりタオルと下着は多めに持っていった方がいいです。
私の場合は母が毎日のように来てくれていたので洗濯物には助かりましたが。
それから「らくのみ」これは必要ですね。
手術後は起き上がれないので、水を飲む時便利です。
後、病院の枕は首が痛くなるので持参したほうがいいです。
腰当てクッションも必要ですね。


そして入院当日(7/30)は夫に荷物を運んでもらい、受付をしました。

開腹手術を受けるまで2

…続きです

週明け(7/22)に予約していた婦人科を受診しました。
市の方からも定期健診を受けるように通知が届いていたので丁度よかったのです。
これまで内科外科の方で乳ガン健診しか受けたことはなかったので…。
聴診器だけで終りましたけどね。
婦人科のエコー検査で返ってきた結果は、
子宮に出来物が5センチ以上あるので総合病院で精密検査を受けてくださいとのこと。
何がなんだかわかりませんでした。

検査は早い方がよいと思い、その日のうちに総合病院の婦人科に行きました。
再度エコーとレントゲンを撮られ…

結果は初見では左卵巣腫瘍と言われました。
そのせいで下痢の症状が出てたと思いましたが、あっさり否定。
症状が出なければ経過見通しでも大丈夫と言われましたが、
5センチ以上に膨らんでいたので、茎捻転を起こしやすく、
痛みで運ばれ緊急手術を要する場合もあると説明されました。
そんなこと言われれば手術しないわけにはいかず、
卵巣は2つあるので1つ摘出したとしても通常通り生理もくると言われ手術を決めたのです。

ただ日取りに迷いました。
一週間後か二ヶ月後しか空いてなく準備する期間がないのです。
病気に関しては神経質な私は不安な日々を暮らすより、
さっさと終わらせた方がよいと思い一週間後(7/31)に手術することに決めたのです。

翌日に夫と一緒に婦人科を再診し説明を聞きました。
早く決めないと入院検査が受けられないので
この時は特に強い不安は感じていませんでした。
ギリギリならないと緊張しない質なので
しかし問題なのは下痢の症状。
問題ないと言われましたが、胃も痛めており薬を処方してもらいに掛かり付け医に行きました。
そして発せられた言葉に急に不安になったのです。

「検便の検査をしてからの方がよかった」

この言葉に動揺しました。
先にも書きましたが私は病気に関して神経質なところがあり、
結構振り回されてしまうのです。
もし今の腫瘍が悪性で大腸も悪性だったら…と思考がグルグルまわりました。
悪性でなくとも大腸にも良性(ポリープ)があったらどうしよう!?
どちらを優先させるべきなのか迷ったのです。
そして母に相談しました。
「自分が納得する選択をしなさい。不安が大きい方を選びなさい」
と言われ、その場はずっと続いている下痢の方を優先すべきだと思いました。
そして夫にその事を伝えました。
しかしなぜそういう結論になったのか、納得がいかなかったようで責められる様な言い方をされてしまいました。

これまであまり込み入ったことは相談してなかったので、意思疎通がうまく出来てないのです。
何かあれば当然心配はしてくれるのですが、
パニック症状についても実際どんな症状なのかわかりませんし、言葉には出しませんが甘えだと思っています。
自分も多少思っているところがあるので何も言えませんし。
なので病気に関してはあまり言葉にしなかったのです。
それが今回のことで話し合う良い機会になりました。
かなり傷つきましたけど…
結局先に見つかった卵巣腫瘍の方を優先させることとなったのです。

「悪いところがあるなら、先に見つかった方から一つ一つ完治させていくしかないよね」

正論ですね

開腹手術を受けるまで

実は先月末、わたくし開腹手術を致しました。

初見での病名は卵巣腫瘍。
そりゃショックを受けましたよ。
いくら良性の可能性が高いとはいえ、やはり細胞を切り取って検査をしてみないことにはわかりませんからね

*

事の発端は6月から長引く下痢の症状にありました。
元々胃腸が弱くIBS(過敏症)があるため、今回もそれが原因かもと思いつつ薬を求め
近くの開業医(一応掛かり付け医)に診察をしてもらいました。
そして胃腸炎と診断され、一週間分の薬を処方され帰宅。

その後、全く改善されず再度病院に行きました。
医師からは精神的なものからきているかもしれないと言われ、
メンタルクリニックも同時に受診した方がよいと進められました。


話が前後しますが、以前(10年前くらい)よりIBSからの誘発でパニック症状もあったんです。
それは二年前くらいまで総合病院の精神科に通院していました。
しかし薬では完治する気配もなく、
特に遠出するわけでもなく薬なら希望すれば他の病院で処方してくれるので遠のいていたんです。
しかし友人と会うこととなり、電車に乗ったところ動悸等の症状が出ました。
その場は仕方ないのでもうタクシーで待ち合わせまで行きましたが
そんなことがあったのでやはり完治させるべきだと思いました。
そして別の病院を探し予約を取りましたが、まだ二週間後の話なんです…。


話を戻しますが、
掛かり付けの医師からは取り合えず下痢が落ち着いてから検便をしましょうと言われ、
パニック症状に効くらしい薬(レクサプロ)とコロネルを処方されました。
しかし私は鬱病に使われるSSRIと呼ばれる薬は副作用が怖いのです><
効くまでに時間かかるし、副作用によって余計に不安になって症状が悪化するような気がするし… 
昔、それで薬を変えてもらった事があります。

そんなわけで薬を飲まず様子を見ていたのですが、
もしかしたら下痢の原因が他にもあるかもしれないと思い、netで調べてみました。
当然大腸は疑いましたが、自分が女性と言うこともあり婦人科が引っ掛かりました。
心配だったので早速予約を取りましたが、連休を挟んでおり連休空けになりました。
二日我慢すればいいだけなのに、不安はどんどん大きくなりました。
人と言うのは悪い方向に考えがちですもの。

取り合えず予約に取り付けたので、処方されていたレクサプロを飲みました。
ここが間違っていたのです。
案の定副作用が働き、元々不安があったのに更に相乗効果で動悸と発熱。
わかっていたことなのにと後悔しました
その後下痢になり、トイレで目眩を起こし倒れました。
トイレで目眩はよく起こしてましたが、意識がなくなる程の症状は初めてです。
取り合えず寝ていた主人を起こし暫く廊下でうずくまっていましたが、念のため救急外来へ行きました。
多分薬の副作用だろうとは思っていましたけどね…
診察を受けましたが脈、心電図に異常なしとのことでその場は帰宅しました。



…少し長くなりましたので続きます
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