2022/1/17 Mon 01:16
世界中に拡大するトンデモ説「地球平面論」を信じる人々…の巻





話題:一般ニュース







大昔、われわれの住む大地は平らであり、星が動くのは空の方が回っているからだと考えられていた。

しかし現代では天文学の進歩や観測で否定され、今われわれが立っているのは地球という丸い天体の上であることは常識となっている。

ところが近年、欧米を中心に「地球は平らである」と考える人が増えているそうで、しかもどんどん広まってきているのだという。

そんな陰謀論を「地球平面論(Flat-Earther)」と呼ぶ。

2019年にはテキサス州ダラスで第3回年次フラットアース国際会議が開催され、そこでは「現代の科学が間違っている、宇宙飛行は偽物であり、地球は平らな円盤状である」という揺るぎない信念を抱く参加者が数百人単位で世界中から集まっていた。

もちろん、地球平面論は現実にはあり得ない。

地球が本当に平面だとすると、様々な物理的・科学的法則が成立しなくなるからだ。

だが、そんな地球平面論の矛盾点をカバーするために生まれた新たな説が「ドーナツ地球説」だ。

この説は、地球が実はリング状、あるいは科学用語でいうところのトーラス状であり、真ん中に大きな穴が開いているというもので、近年の地球平面論者の間で人気が出ているとか。

この説は2008年、地球平面論を考えるネットのフォーラムの中で、地球平面説の研究者を名乗るRosenpenis博士が冗談で言い出したものだった。

彼は「私は高度な縮尺の天体物理学専門の学術ソフトウェアを使って、ジオ・ドーナツこと最もおいしい天体、砂糖でコーティングされた我々の惑星・地球のモデルを作った」とした。

どう考えても地球平面論をおちょくったジョーク投稿だったのだが、彼のアイデアはいつの間にか脚光を浴びるようになり、本気で「ドーナツ型地球」の可能性を論じる人も出てきたのだ。

ドーナツ型地球は24時間ごとに1回転し、穴は太陽に対して90度の角度になっているため、昼と夜も依然として存在するという。

地球がドーナツ型になった原理については、岩石やちり、宇宙物質のかけらが重力によって引き寄せられ、中心点のない軌道を描き、何もないところ(ドーナツの穴)を中心に回転するリングを作り出したためにトーラス型になったのでは、と推測されている。

理屈としては非常に興味深いが、当然ながら「ドーナツ型地球」説は多くの科学者たちによって否定されている。

もし地球の真ん中にドーナツのように穴が開いていたら、太陽が昇ったり沈んだりすることはあり得ないし、現在のように昼と夜が存在することもないという。

このためドーナツ型地球説も、地球が平面であるという結論に沿って考え出された答えありきの説でしかないと言えそうだ。

しかしなぜ、近年になって地球平面説が広がりを見せているのだろうか。

それはSNSなどの発達により、意見交換や互いにつながる機会が増えているからだという。

周囲に言っても信じてもらえないことでも、ネットであれば同じ意見を持つ人に会える機会も増えて連帯感を感じ、そうして同志を増やしていくのだという。

このようなトンデモ説の広がりについて、心理学者のダニエル・ジョリー氏は以下のように語る。

「このような人々は自分なりに世界を理解しようとしているので、いわゆる定説を疑う傾向にあります。彼らは政府やNASAなど公的機関のような、強い権力のある人々やグループに不信を抱いている可能性があり、その場合、陰謀論から抜け出すことは困難を伴うことになるでしょう」

陰謀論や都市伝説は面白いものではあるが、やはりある程度のリテラシーを持って楽しむべきものなのだろう。

(リアルライブ発)












地球は平面ガエルだ、ど根性だ!

地球が丸くて、ちっちゃくて、三角なのは間違っていたのさ。( *・ω・)ノ

地球は平ペッタイつんつるてんだよ、ドタドタあんよは扁平足だよ。( *・ω・)ノ

そうさ、地球は平らなのさ。

平らに非ずば、人に非ず!

頼朝は暗殺された、落馬に非ず!

三谷幸喜は妙な顔!( ´∀`)ヒヒヒ



ブー(^0_0^)



(^-^)/(^-^)/












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